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2023年10月7日に起きたハマースの蜂起から約15カ月半後の2025年1月19日、
イスラエルとハマースの間で6週間の「停戦」合意がなされた。
イスラエルの一方的な爆撃によりガザ地区の公共施設や主要インフラは壊滅的な状況に陥り4万人超が死亡、その大半は子どもや女性だったとされる。
だが、イスラエルによる暴力はいまに始まったことではない。
1948年のイスラエル建国前からシオニストたちはパレスチナの地の略奪を目標に、
欧米や周辺諸国を巻き込み、暴力を繰り返してきた。
キリスト教福音派のシオニズムへの接近、
ホロコーストの政治利用、ユダヤ教とシオニズムの対立、
PLOの挫折、オスロ合意の欺瞞、〈10・7〉蜂起、
そしてイスラエルが描く「ガザ2035」の未来図とは?
いま私たちがパレスチナ問題を考えるための基本書。
「停戦」は、一般的な国家戦争の停戦とは全く異なり、
イスラエルによる一方的なガザ地区でのジェノサイドの「一時停止」にすぎません。
ガザ地区の占領も封鎖も変わらず、
またやはり占領下のヨルダン川西岸地区で続いているイスラエル軍の侵攻と
入植者による襲撃・収奪も止まることがないのです。――「あとがき」より
●早尾貴紀
1973年生まれ。東京経済大学教員。専門は社会思想史。2002〜04年、ヘブライ大学客員研究員として東エルサレムに在住し、西岸地区、ガザ地区、イスラエル国内でフィールドワークを行う。著書に『国ってなんだろう?』『パレスチナ/イスラエル論』『ユダヤとイスラエルのあいだ』、訳書にイラン・パぺ『パレスチナの民族浄化』(田浪亜央江との共訳)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(岡真理、小田切拓との共編訳)、ジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて』などがある。
(版元より)
発売日:2025.2.23
出版社:平凡社
判型:四六版
ページ数:256
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