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まちの個性派映画館 (著 三木麻穂)
¥2,200
多様な形で発信を続ける、全国各地の魅力的な映画館88 全国各地で映画館が守り続けられていると同時に、新たな映画館も生まれています。 昭和レトロ・モダン建築・廃校のリノベなど…… 本書では、ファン獲得のために地域コミュニティに密着し、様々な工夫を凝らす映画館をイラストと写真で解説。 グッズや紙もの、海外のアートシネマなども特集します。 【掲載館】 御成座 / シネマ・デ・アエル / 本宮映画劇場 / シネマテークたかさき / 高崎電気館(高崎市地域活性化センター)/ 深谷シネマ / 国立映画アーカイブ / シネマチュプキタバタ / 下高井戸シネマ / Stranger / 早稲田松竹 / シネコヤ / シネマ・ジャック& ベティ / 高田世界館 / 新潟・市民映画館 シネ・ウインド / 上田映劇 / シネマスコーレ / 静岡シネ・ギャラリー / 伊勢進富座 / シネ・グルージャ / 元町映画館 / 豊岡劇場 / シネ・ヌーヴォ / ジグシアター / シネマ尾道 / 漁港口の映画館 シネマポスト / 萩ツインシネマ / あたご劇場 / キネマミュージアム / 小倉昭和館 / 玉津東天紅 / 本渡第一映劇 / 桜坂劇場 ほか ●美木麻穂 神奈川県出身。イラストレーター。中央美術学園でイラストや絵本について学ぶ。卒業後はシネコンと単館系映画館にて映写、フロアスタッフとして勤務。2019年1月、日本各地の映画館を取材し描いたイラスト展「映画館へ」を開催し、本書のもとになった同名の小冊子を制作販売。 (版元より) 発売日:2024.11.22 出版社:PIE International 判型:A5判変型 (190×148mm) ページ数:192
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ぼくはザ・クラッシュが好きすぎて世界中からアイテムを集めました。 (著 高橋浩司)
¥1,980
ザ・クラッシュが好きすぎて始めたDJイベントにジョー・ストラマーがやってきた!? ミュージシャンでドラマーの高橋浩司(ex.PEALOUT,HARISS、TH eCOMMONS、下北スミス、PIGGY BANKS)がザ・クラッシュにまつわる物語を語りながら、世界中から集めた貴重なコレクション(アルバム、シングル、グッズ、本、アパレルetc)の数々を一挙に公開。 読み物としてもバイヤーズガイドとしてもコレクション本としても楽しめるクラッシュ愛に包まれた1冊です。 目次 プロローグ 第1章:アルバム編(白い暴動/動乱/ロンドン・コーリング/ブラック・マーケット・クラッシュ/ザ・クラッシュ・シングルズ '77-'79/サンディニスタ!/コンバット・ロック/カット・ザ・クラップ/ザ・シングルズ /クラッシュ・オン・ブロードウェイ/スーパー・ブラック・マーケット・クラッシュ/ザ・ストーリー・オブ・ザ・クラッシュ/ライブ・クラッシュ/エッセンシャル・クラッシュ/ザ・クラッシュ・シングルズ/ライヴ・アット・シェイ・スタジアム/ヒッツ・バック/サウンド・システム) 第2章:シングル編 (オリジナルシングル/各国シングル 第3章:グッズ&アパレル編(グッズ編/アパレル編 第4章:ポスター編 第5章:ザ・クラッシュ文化の継承 ●高橋浩司 1967年12月4日東京都生まれ。幼少期、約1年ソビエト連邦にて過ごす。中学3年生の時の卒業記念イベントにて初ライブ。THE BEATLESの「抱きしめたい」と「シー・ラヴズ・ユー」を演奏する。1986年大学に入り、現Swinging Popsicleの平田博信とMOTHERSというバンドで活動。SOUL SONIC FORCEを経て、1994年 PEALOUT結成。11枚のシングルと10枚のアルバムをリリースし、2005年FUJI ROCK FESTIVALにて解散。その後、REVERSLOW、DQS、The Everything Breaks、SHINYA OE AND THE CUTTERSを経て、HARISS、TH eCOMMONS、下北スミス、PIGGY BANKS等で現在もDrumming Man継続中。THE CLASHとMANO NEGRAとジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』を愛す。人と人を繋げる事に何よりの喜びを感じます。 (出版元より) 発売日:2024.2.7 出版社:スタジオ・エム・オー・ジー 判型:四六判 ページ数:192
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スペクテイター53号 特集「1976 サブカルチャー大爆発」
¥1,100
「政治の季節」と呼ばれる1960年代と、バブル経済へ突入していった1980年代に挟まれて、まるでなにも起こらなかったかのように思われがちな、1970年代。 ところが、大人たちの目の届かない若者たちの世界では、文化的ビッグバンと呼ぶべき重要な出来事が起きていた。 オカルト、アニメ、パンク、自己教育…。 4つのサブカルチャー誕生の瞬間に立ち会ったリトルマガジン関係者の証言や論考を通じて、1976年に起こったサブカルチャー大爆発の真相に迫る。 目次 PLAY BACK 1976 作画 関根美有 クロニクルズ 70年代の主な出来事 論考 アナザー・スピリッツ・オブ・76 〝76年精神〟とはなにか 文 宇田川岳夫 インタビュー① 氷川竜介氏(アニメ・特撮評論)に聞く 『宇宙戦艦ヤマト』とファンダム形成史 取材・構成 鴇田義晴 インタビュー② 武田崇元氏(八幡書店社主)に聞く 『地球ロマン』とジャパニーズ・オカルト再発見 取材・構成 宇田川岳夫 NIPPON 70S 写真 児玉房子 寄稿① 『ロック・マガジン』にみるパンクの日本上陸 文 東瀬戸悟 写真提供 阿木譲アーカイブ 開田裕治 寄稿② 自己教育の教科書として創刊された『別冊宝島』 文 長沼行太郎 まんが 「夜の魂」 作 まどの一哉 はみだし偉人伝 その4 水谷孝 裸のラリーズと「死」 文 横戸茂 写真 中藤毅彦 (版元より) 発売日:2024.8.30 出版社:エディトリアル・デパートメント サイズ:B5変型 ページ数:184 ============================= ひとつのテーマを深く掘り下げ、日常に新たな知識・視点を与えてくれるバイアニュアルマガジン”SPECTATOR”。 53号は「1976 サブカルチャー大特集」と題し、日本のサブカルチャー史における「1976」に焦点を当て、現代の我々を取り巻く文化の出発点を考察。 1976といえばやはりパンク誕生の年という印象が強くありますが、音楽に限らず、さまざまな分野において変革が起きていたということ。 2020年代の現代に目を向けると、高度に発達した科学技術が文化面にも大きな影響・変化をもたらしつつあります。 サブカルチャーは社会の姿を映す鏡であり、1976年という激動の時代を追った本書から得られるものは多いはず。
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小津映画 粋な日本語 (著 中村明)
¥968
「ちょいと」「よくって?」と呼びかけ、「しっかりね」とハッパをかける。 小津作品の熱心なファンである日本語学の第一人者が、小津映画のセリフに潜む日本語のユーモア、気遣い、哀歓等を解読する。また役者の仕草や立ち居振る舞いから古き日本の生活感を拾い出し、忘れかけた日本文化を再確認し、その姿をいきいきと蘇らせる好著。 目次 小津映画の美意識 季節ににじむ哀感 描き出される人物像 口ぐせの詩学 時代の気品 会話の芸 表現の“間” たしなみの余白 絶妙の無駄 噛み合わず展開 コミカルな笑い エスプリとアイロニー にじみだすユーモア 妙想と名文句 逸話の語る小津安二郎 ●中村明 一九三五年山形県鶴岡市生れ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校、早稲田大学の教授となり、現在、名誉教授。主な著書に、『作家の文体』『名文』『悪文』『比喩表現の世界』『人物表現辞典』(以上、筑摩書房)、『日本語語感の辞典』『日本の作家 名表現辞典』『笑いのセンス』『吾輩はユーモアである』『日本語文体論』『日本の一文30選』(以上、岩波書店)、『日本語の文体・レトリック辞典』『センスをみがく 文章上達事典』(以上、東京堂出版)、『美しい日本語』(青土社)などがある。 (版元より) 発売日:2017.2.8 出版社:筑摩書房 判型:文庫判 ページ数:336
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ホエール・ミュージック (著 ポール・クォリントン)
¥2,200
SOLD OUT
あの『グリンプス』をしのぐ面白さ! 幻のロック小説がついに邦訳刊! BRIAN WILSON PRESENTS SMILEツアーのパンフには、SMILEにインスパイアされた文学作品が3作紹介されていた。 ルイス・シャトナーの『グリンプス』(創元SF文庫、ちくま文庫)とサルマン・ラシュディの『THE GROUND BENEATH HER FEET』、そして本書、ポール・クォリントンの『ホエール・ミュージック』だ。 主人公はデズモンド・ハウルという天才的なミュージシャン。 しかし周囲からのプレッシャーとドラッグのせいで精神に変調をきたし、今では世捨て人同然の暮らしを送りながら、未完の大作《ホエール・ミュージック》の作業を、えんえんと続けている。 そんなある日、彼の家にクレアという少女があらわれる。天真爛漫だがどこか悲しげな彼女と接していくうちに、ずっと閉ざされていたハウルの世界は次第に開けはじめ、かつての仲間たちの協力を得て、《ホエール・ミュージック》も完成に近づいてくる。ところが恩人のクレアが行方知れずになり、ついにデズモンドは勇を鼓して、外の世界に踏み出すのだった......。 いうまでもなく「デズモンド」はブライアン・ウィルソンがモデルだが、ほかにも偽ロック史のエピソードがふんだんに盛りこまれている。例えばビートルズが「エド・サリヴァン・ショウ」に出演したとき、デズモンド率いるハウル・ブラザース(ビーチ・ボーイズ)はなんとエルヴィスの家にいて、ピンボールで遊びながら横目で見ていた、とか...。また、主人公はドラッグのせいで、ついさっきのことを忘れてしまうという設定なので、一人称の文章が時間的に痙攣し、カート・ヴォネガット的な効果を上げている。「ブライアン」が女の子を捜してひさびさに外に出てからの、スラップスティック的な描写も楽しい。 著者のポール・クォリントンは、スティーヴン・リーコック賞の受賞経験があるカナダの作家兼ミュージシャン。本書は「ペントハウス」誌で「史上最高のロックンロール小説」と絶賛された。1994年にカナダで映画化もされ、高評価を得ている。 翻訳:奥田祐士(おくだ・ゆうじ) 1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。 雑誌編集をへて翻訳業。主な訳書に『レコーディング・スタジオの伝説』『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代』 『バート・バカラック自伝』『スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法』などがある。 解説:竹内修(wilsonic) 装画:本秀康 デザイン:サリー久保田 (版元より) 発売日: 2016.2.15 出版社: DU BOOKS B6変型(ポケミスサイズ) 312ページ ================== 1994年には本国カナダで実写映画化されたビーチボーイズフリークを中心にカルト的人気を持つロック小説。 翻訳者による解説も秀逸な、1人の人間の心の再生を描いた一冊。 Pet SoundsやSMILEあたりを聴きながらお楽しみください。
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レコードジャンキー富和 (作 山中明)
¥1,980
レコ屋マナー、「テスト・プレス」、「マトリクス」── 中古レコードのディグの楽しみ方を、現役名物レコード・バイヤー本人がマンガ化! 三度の飯よりレコが好き! レコードに人生を捧げる小熊の愛とロマンの物語──マンガでわかる、中古レコードA to Z! きみも、レコ部に入らないか? 掲載アーティスト:ボブ・ディラン、キング・クリムゾン、クイーン、ジュディ・シル、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、カン、ヴァシュティ・バニヤン、ジェントル・ジャイアント、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ニール・ヤング、ラブ・ノークス、フー、ブラック・サバス、アリス・クーパー、ボバック・ジョンズ・マローン、ヘロン、ジョーカーズ・ワイルド など (版元より) 発売日:2024.8.9 出版社:DU BOOKS 版型:B6 ページ数:256 ========================= 現役のディスクユニオン名物バイヤーによる漫画作品。 中古レコードにまつわる専門的な知識に触れながら楽しめる一冊。 伝説のSSW、Judee Sillを模したキャラクターも登場するなど レコード愛好家に限らず、音楽的にニッチな世界に触れたい人にオススメです。