-
おひとり台湾ガイド (編 朝日新聞出版)
¥1,650
おひとりガイドシリーズから、ソウル、京都に続く第三弾「台湾」が登場!初心者にもリピーターにも大人気の台北を中心に、日帰り郊外、足を延ばして地方都市までを網羅。おひとりの移動も安心の動画案内と具検索に便利なGoogleMAP付き。 (出版元より) 発売日:2026.2.20 出版社:朝日新聞出版 判型:A5判 ページ数:176
-
日日是植物 (著 いとうせいこう)
¥1,870
金のなる木、オリヅルラン、ニチニチソウ、 シイタケ栽培、パンジー、マイクロ胡蝶蘭……etc. ベランダ園芸歴25年のいとう家では、 昨今の気候変動もあいまって、ベランダ園芸から 室内園芸にシフトしつつある日々。 多少の採光があると気づけば、 玄関にもサッシ窓の内側にも鉢を置き、 リビングに鎮座させている組み立て式ビニールハウスの中では 多肉植物を育て、壁にはエアプランツをぶら下げる。 挙げ句の果てに自分に胡蝶蘭を贈るという前代未聞の行為にまで及んだ。 『ボタニカル・ライフ』から25年。 『自己流園芸ベランダ派』から12年。 ベランダ園芸家改め室内園芸家による 愛溢るるドラマティック植物生活の記録。 東京新聞人気連載7年間分の書籍化 ⚫︎いとうせいこう 1961年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、編集者を経て、作家、クリエイターとして活字・映像・舞台・音楽など多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞を受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞。ほかの著書に『ノーライフキング』『自己流園芸ベランダ派』『能十番―新しい能の読み方―』『「国境なき医師団」をそれでも見に行く 戦争とバングラデシュ編』『見仏記 三十三年後の約束』(みうらじゅん氏との共著)など多数。 (出版元より) 発売日:2026.2.26 出版社:マガジンハウス 判型:四六判 ページ数:264
-
植物園の歩き方 (著 カシワイ / 監修 保谷 彰彦)
¥1,980
植物愛好家や散歩好きに向けて、植物園のより深い楽しみ方や新たな発見ができる視点を紹介する一冊。 温室や建物の美しさ、地域固有の多様な植物、絶滅危惧種の栽培、人と植物のつながりなどをアンソロジー形式で紹介します。 Chapter1 祝100年日本最古の温室 京都府立植物園 Chapter2 世界の水生植物に出会う 水生植物みずの森 Chapter3 紫色の雲とトロピカルフルーツの世界 宮崎県立有用植物園 Chapter4 絶滅危惧種を栽培する 筑波実験植物園 Chapter5 カピバラとサボテンになごむ 伊豆シャボテン動物公園 Chapter6 博士の愛した植物と記録の集積地 高知県立牧野植物園 Chapter7 植物のパラダイスがもたらすもの 東南植物楽園 Chapter8 ライラック咲き乱れるアカデミック空間 北海道大学植物園 Chapter9 市民の手で作られた愛され野草園 仙台市野草園 Column 植物園の役割とは?/なぜハスの葉は水をはじく?/野草と雑草の違いとは?/ 絶滅危惧種はどうやって決める?/サボテンは温暖化する世界を救う?/ 赤い花を訪れる動物とは?/新種発見はどんなプロセスで行われる?/ まるで花弁のような苞とは?/花の匂いの役割は? 巻末付録:この本で出会った植物図鑑/全国おすすめ植物園リスト(カバー裏面MAP対応)/索引/おもな参考資料 Epilogue おわりに ⚫︎カシワイ 漫画家、イラストレーター。京都市在住。書籍や雑誌の表紙、広告のイラストレーションを数多く担当する。 著書に『風街のふたり』1、2 巻(双葉社)、『107号室通信』(リイド社)、『カシワイ作品集 KASHIWAI ILLUSTRATIONS』(玄光社)などがある。線や余白を大切に、作品を描いている。 好きな植物は、シダ類、苔、リンドウ、神社にあるような大きな樹など。 ⚫︎保谷 彰彦 植物学者、⽂筆家。東京⼤学⼤学院博⼠課程修了。博⼠ (学術)。専⾨は植物 (主にタンポポ) の進化や⽣態。 (出版元より) 発売日:2026.2.9 出版社:グラフィック社 判型:A5判 ページ数:160
-
わたしの服はどこからきてどこへいくの? (著 鎌田安里紗, マルティンメンド有加)
¥2,090
ファッションとサステナビリティについてのモヤモヤ、まとめて掘り下げます! 素材についての知識から、愛着ある服を長く着るコツまで、 服と人との良い関係をめぐる7章の報告書。 服にもサステナビリティが大事なことはわかっているけれど、いざ自分の消費行動になるとそれから外れた選択をしてしまい、なんとなくモヤモヤしている……。そんなひとに向けて、服にまつわるさまざまな問題について考えてみました。 著者は「多様で、健康的なファッション産業をつくる」をミッションに、サステナブルファッションに関する教育やコンサルティングを行う一般社団法人の理事2人。 手放した服はどんな運命に? リサイクルされる割合はどのくらい? オーガニック素材はほんとうによいの? 服の値段はどのくらいだと妥当? サステナブルを企業は謳うけれどどこまで信用できる?……そんなあなたの疑問に答えます。ほんとうに心地よい服との付き合い方、いっしょに考えてみませんか? 【目次】 第1章 わたしが着ている服は「大丈夫」なの?──服にまつわるさまざまなモヤモヤ 第2章 わたしが手放した服はどうなるんだろう?──廃棄?リサイクル?それとも? 第3章 わたしは何を着ればいいんだろう?──素材と生産について考える 第4章 わたしは服にいくら払えばいいんだろう?──服の適正価格とは 第5章 わたしはどうすれば服を大切にし、心地よく服と付き合えるんだろう?──愛着のある服を飽きずに長く着るコツ 第6章 わたしは服を売る企業とどう関わっていけばいいんだろう?──グリーン・ウォッシュを見極める 第7章 最後に──わたしたちが描く、ファッションの未来 ⚫︎鎌田安里紗 2009年より、衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開。2020年に一般社団法人unistepsを共同設立。企業・行政・デザイナー・生活者など、多様なステークホルダーと共にファッション産業におけるサステナビリティに関する取り組みを推進する。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。 ⚫︎マルティンメンド有加 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、会計事務所系コンサルティングファームにて企業買収時等のデューディリジェンスに従事。その後渡英、夜間学校で服作りを学びながらPeopleTree ロンドンオフィスのホールセールエグゼクティブ等を務め帰国、2011-19年サステナブルファッションブランドINHEELS代表。アーティストインレジデンスAlmost Perfectコファウンダー。2021年にunistepsに理事として参画。 (出版元より) 発売日:2026.2.13 出版社:晶文社 判型:四六判 ページ数:252
-
ひまつぶ刺しゅう (著 上田歩武)
¥1,650
難しい技や、細かい指南は一切ありません。 上田氏独学の“これさえできればなんでも縫える”という オリジナルの基礎がちょっぴりと、あとは糸の種類だけ。 なぜなら刺しゅうって、 ルールに従わずとも、不器用な人でもセンスがなくても、 意外と誰でもできるからです。 自分の中の刺しゅうのハードルを地底くらいまで下げて、 だまされたと思って縫ってみてください。 モチーフは、食べもの・映画・偉人・ノージャンル。 この4ジャンル全50種類に、上田氏の独特な味あるイラスト(下絵)付きです。 オムライス、スタンドバイミー、マイケルジャクソン、徳川家康、マーライオン 、眼圧測定器の時に見える気球の風景…..etc このように、今までの刺しゅう本とは一味、 いや二味違ったモチーフを紹介します。 刺しゅうの自由な楽しさを たくさんの人に知ってほしい、そんな想いから完成した1冊です。 「ひまつぶしにでもやってみるか」 くらいの感覚で、刺しゅうを始めてみませんか? (出版元より) 発売日:2020.11.12 出版社:オークラ出版 判型:A5判 ページ数:128
-
北海道建築 (監修 角幸博 / 文・写真 荒井宏明)
¥2,420
れんが工場、石造倉庫、円型校舎、炭鉱遺産、アイヌの伝統的住居etc. 厳しい寒波と積雪の重み、海風による火災、鉱山事故――度重なる試練を耐え抜いた質実な建物と、それを受け継ぐ人々のことばと思いを紡ぐ。 北は稚内(わっかない)から南は函館(はこだて)まで、走行距離2万キロ以上の徹底インタビュー&撮り下ろし写真約300点を収録。 ●イントロダクション ・北海道建築 歴史と変遷(開拓使設置、産業の隆盛、寒地研発足、超大型施設の誕生) ・北海道建築の構造(建築材と工法、屋根) ●インタビュー&コラム 【札幌通景観】岩佐ビル、サッポロファクトリー(旧北海道開拓使麦酒醸造所) 【小樽運河譚】小樽百貨UNGA↑・小樽市総合博物館運河館(旧小樽倉庫)、旧北海製罐(株)小樽工場第3倉庫 【学舎未来図】旧室蘭市立絵鞆小学校・円形校舎、エコミュージアムおさしまセンター・BIKKYアトリエ3モア(旧音威子府村立筬島小学校) 【函館十字街】函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井今井百貨店函館支店)、カルチャーセンター臥牛館(旧大森海産店) 【図書館探索】北菓楼札幌本館(旧行啓記念北海道庁立図書館)、北海道立図書館 【客亭滞在記】GA.KOPPER(旧西興部村立上興部中学校)、金大亭 【日本酒今昔】国稀酒造、髙砂酒造 明治酒蔵 【アイヌの里】二風谷コタン、アイヌ文化の森・伝承のコタン 【製造業事始】ニッカウヰスキー余市蒸溜所(旧大日本果汁株式会社)、サッポロビール博物館(旧札幌製糖) 【産炭地訪問】赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設(旧住友赤平炭鉱立坑櫓)、炭鉱メモリアル森林公園(旧三菱美唄炭鉱施設) ●エリア 【道南・道央エリア】江別市/三笠市/小樽市/函館市/美唄市/北斗市/歌志内市/夕張市/岩見沢市/江差町 【道北・オホーツクエリア】士別市/北見市/旭川市/網走市/利尻富士町/稚内市/増毛町/利尻町/紋別市/斜里町 【十勝・釧路根室エリア】根室市/中札内村/釧路市/池田町/帯広市/弟子屈町/浜中町 ⚫︎角 幸博 1947(昭和22)年、北海道札幌市生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒。北海道大学大学院工学研究科教授を経て北海道大学名誉教授。一級建築士。NPO法人歴史的地域資産研究機構代表理事。日本民俗建築学会会長。一般財団法人北海道文化財保護協会理事長、博物館網走監獄館長など役職多数。著書に『札幌の建築探訪』(共著、北海道新聞社)『函館の建築探訪』(同)など。 ⚫︎荒井宏明 1963(昭和38)年、北海道北見市生まれ。一般社団法人北海道ブックシェアリング代表理事。北海道大学大学院 教育学院教育行政学研究室修士生。司書。北海道子ども読書活動推進会議委員。著書に『なぜなに札幌の不思議100』(北海道新聞社)、『北海道民あるある』(TOブックス)、『全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん』(共著、G.B.)、『メディアとアーカイブ』(共著、大月書店)など。 (出版元より) 発売日:2024.10.29 出版社:トゥーヴァージンズ 判型:A5判 ページ数:192
-
ビール (著 阿川佐和子, 開高健, 中島らも他)
¥880
大好評、「おいしいアンソロジー」シリーズの最新作 44人の作家陣による、ビールにまつわるエッセイ集。家でのくつろぎのひとときや、新幹線や飛行機での移動中に読みたい一冊です。 《執筆者一覧》※50音順 赤塚不二夫/阿川佐和子/阿川弘/石堂淑朗/伊藤晴雨/伊藤比呂美/岩城宏之/内田百閒/遠藤周作/大竹聡/長田弘/小沼丹/恩田陸/開高健/角田光代/川上弘美/川本三郎/北大路公子/北大路魯山人/久住昌之/小泉武夫/坂口謹一郎/佐多稲子/椎名誠/獅子文六/東海林さだお/辰巳浜子/立松和平/田中小実昌/種村季弘/千野栄一/永井龍男/中島らも/平松洋子/星新一/村松友視/村上春樹/森茉莉/矢口純/山口瞳/夢野久作/吉田健一/吉田直哉/吉村昭 (出版元より) 発売日:2023.2.17 出版社:大和書房 判型:文庫判 ページ数:272
-
お許しいただければ 続イギリス・コラム傑作選 (編訳 行方 昭夫)
¥935
「毎朝二〇年間も髭を剃っていれば、誰だって何かを学ぶことになる」(リンド)。 隣人の騒音問題や犬派・猫派論争から当時の世界情勢まで、誰にとっても身近な出来事をユーモアたっぷりに語る、ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの名エッセイ。 約一世紀前の作ながら、その人間性への鋭い洞察は今なお大いに共感を呼ぶ。 ー目次ー はしがき 1 ガードナー 隣の連中 ノコギリで丸太を挽く 年配者について 帽子屋の哲学 自分自身で考える 自分自身を見る 「雨傘症」について 記憶喪失 勇気について 2 ルーカス アメリカのヒーロー 渡し場で考えたこと 自分で自分を石像化 家庭の守護神――犬 家庭の守護神 続――猫 紛失したステッキ 本当に読んだ? ある葬式 3 リンド 髭剃りの教訓 ささいなことを弁護して 幸福の度合い ガチョウ 壊れた眼鏡 論争好き 思うだに震える 4 ミルン 金 魚 最高のフルーツ 人の性格は何で判断できるか 村の祝典 温度計随想 芸術家の存在価値 占 い 丁重に辞退します 秘密文書 本書収録エッセイの掲載書目一覧 あとがき (出版元より) 発売日:2025.6.17 出版社:岩波書店 判型:文庫判 ページ数:296
-
テヘランでロリータを読む (著 アーザル・ナフィーシ / 訳 市川 恵里)
¥1,672
全米150万部、日本でも大絶賛のベストセラー、遂に文庫化! テヘランでヴェールの着用を拒否し、大学を追われた著者が行った秘密の読書会。 壮絶な彼女達の人生とそれを支える文学を描く、奇跡の体験。 ⚫︎アーザル・ナフィーシー 1950年頃テヘランで名門の家に生まれる。13歳から欧米で教育を受け、イラン革命直後に帰国しテヘラン大学で教員となるが、追放。イスラーム大学他で教えた後、アメリカに移住。ジョンズ・ホプキンズ大学教授。 ⚫︎市川 恵里 翻訳者。1966年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。訳書に、A・ベネット『やんごとなき読者』、A・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』、V・ラトナー『バニヤンの木陰で』など。 (出版元より) 発売日:2021.11.08 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:592 (出版元より)
-
テヘランのすてきな女 (著 金井真紀)
¥1,980
SOLD OUT
謎めいた国・イランで、女たちの人生を拾い集めた 女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。 詩を愛するが、酒はない。 謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。 公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入! スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc...。 ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。 世界はいつも想像の何倍も込み入っている。(本書より) きっとにんげんが好きになるインタビュー&スケッチ集。 ー目次ー はじめに Ⅰ たたかう女 ベリーショートの通訳 チャドルをやめた主婦 正義のために走り続ける弁護士 風紀警察と街で見かけた女たち 〈テヘラン散歩〉ハンマーム Ⅱ はたらく女 コンピュータエンジニア 細密画の絵師 タイル作家 物語を書く姉妹 美容整形会社勤務 百戦錬磨の看護師 〈テヘラン散歩〉美容院へ Ⅲ スポーツする女 お母さんの天国公園 ドラゴンボートの選手 女子サッカーU17代表監督で社会学者 かつて”ラシュトの鷹”と呼ばれた女子代表監督 イラン女子相撲の選手たち 〈テヘラン散歩〉ピクニック Ⅳ 居場所をさがす女たち 日本に留学したトランスジェンダーの大学生 「アデル、ブルーは熱い色」を見たレズビアンの大学生 反スカーフデモに参加したバイセクシャルの大学生 キリスト教会で会った人 ピクルスをつくるアフガニスタン移民 寺子屋の校長先生 〈テヘラン散歩〉ホームパーティー Ⅴ 見てきた女 トルコにしょっちゅう行く人 パラリンピック委員会の人 敬虔なイスラム教徒 〈テヘラン散歩〉空港 おわりに ⚫︎金井真紀 1974 年、千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き 世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし 』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと 達人観察図鑑』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など多数。「多様性をおもしろがる」を任務とする。難民・移民フェス実行委員。 (出版元より) 発売日:2024.6.25 出版社:晶文社 判型:B6変形判 ページ数:320
-
イスタンブル、イスタンブル (著 ブルハン・ソンメズ / 訳 最所 篤子)
¥2,750
美しき街への痛切な愛を謳う傑作トルコ文学 イスタンブルの地下牢獄の一室に、学生のデミルタイ、温厚なドクター、気難しい床屋のカモが閉じ込められていた。 苛烈な拷問を待つあいだ、彼らは互いに物語をして時を過ごす。 そこに激しい拷問を受けたばかりの老人キュヘイランが加わる。 彼は幼い頃から父が影絵で物語ってくれたイスタンブルに憧れていた。 彼らはまるで疫病を避けて家に閉じこもり物語をし合った『デカメロン』のように物語り合い、空想の世界でお茶を飲み、煙草を味わう。 やがて彼らの過去が少しずつ明らかになり、と同時にそれぞれがまた拷問へと連れだされていく…。 2018年EBRD(欧州復興開発銀行)文学賞受賞。東西が溶け合う美しい街と、その地下で彼らを襲う残酷な現実――クルド系トルコ人の作家がイスタンブルへの痛切な愛を謳う傑作トルコ文学。 【編集担当からのおすすめ情報】 ノーベル文学賞受賞作家オルハン・パムクをはじめ、『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』のラティフェ・テキン、『レイラの最後の10分38秒』のエリフ・シャファクなど、世界的に評価され活躍する現代トルコ文学の作家たち。本作『イスタンブル、イスタンブル』の著者ブルハン・ソンメズは日本初紹介となりますが、本国トルコをはじめヨーロッパでも高く評価されている作家です。 クルド系トルコ人のソンメズ氏は、1980年の軍事クーデターの混乱のなかイスタンブルで法律を学び、人権弁護士として活動していましたが、その活動中に警察に襲撃されて瀕死の重傷を負い、その後英国へ亡命しています。現在はトルコと英国を行き来しながら作家活動をしていますが、その半生を経て生まれたイスタンブルの街への痛切な思いが、この小説に込められています。 一言たりとも読み逃したくないほど濃密な文章、苛烈な拷問のなかで囚人たちによって語られる物語の美しさと哀しさ。きっと特別な読書体験になることと思います。ぜひ、現代トルコ文学の底力をその目で確かめてください。 (出版元より) 発売日:2023.9.29 出版社:小学館 判型:四六判 ページ数:306
-
女二人のニューギニア (著 有吉佐和子)
¥990
文化人類学者で友人の畑中幸子が滞在する、数年前に発見されたシシミン族がクラスニューギニア奥地を訪ねた滞在記。 想像を絶する出来事の連続と抱腹絶倒の二人の丁々発止。 有吉ファン必読。 ・ 面白くないところがひとつもない。 50年以上経っても古びない、 奇跡のようなエッセイ。――岸本佐知子さん絶賛! ・ そこは全く文明に侵されておらず、野ブタ三匹と女一人の価値は一緒? 有吉センセイ、ついにシシミン族にパンツを縫う…… 驚きと抱腹絶倒の滞在記! ・ 「ニューギニアは、ほんまにええところやで、有吉さん」 文化人類学者の友人、畑中幸子氏に誘われて有吉佐和子は超多忙の1968年、 第二の故郷であるインドネシア滞在後に足を延ばす。そこは飛行機からセスナに乗り換え、セスナを降りたあと丸3日間歩いて辿りついたニューギニアの奥地、ヨリアピだった。 文明に侵されていないシシミン族が住む地ヨリアピでの驚きの連続と抱腹絶倒の滞在記。 ◎解説=平松洋子 ⚫︎有吉 佐和子 昭和6年、和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。昭和31年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』など話題作を発表し続けた。昭和59年没。 (出版元より) 発売日:2023.1.10 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:288
-
非色 (著 有吉佐和子)
¥990
待望の名著復刊! 戦後黒人兵と結婚し、幼い子を連れNYに渡った笑子。 人種差別と偏見にあいながらも、逞しく生き方を模索する。 アメリカの人種問題と人権を描き切った渾身の感動傑作! ⚫︎有吉 佐和子 昭和6年、和歌山市生まれ。東京女子短期大学英文科卒。昭和31年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』など話題作を発表し続けた。昭和59年没 (出版元より) 発売日:2020.11.06 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:424
-
チャーリーとの旅 (著 ジョン・スタインベック / 訳 青山 南)
¥1,364
「かくして、わたしは気がついたのだ、自分の国を知らない、と」。 時は1960年、大統領選挙の直前。 ロシナンテと名づけたトラックに乗り、老プードル一匹を相棒に全国をめぐる旅に出た作家は、どんな〈アメリカ〉を見たのか? ⚫︎ジョン・スタインベック 1902-1968.アメリカの作家.代表作に『はつかねずみと人間』(1937)『怒りのぶどう』(1939,ピューリッツアー賞受賞)『エデンの東』(1952)ほか.1962年,ノーベル賞受賞. ⚫︎青山 南 1949年生まれ.翻訳家,エッセイスト.著書に『短編小説のアメリカ52講』(平凡社ライブラリー),『60歳からの外国語修行』(岩波新書)他.ケルアック,O. ヘンリー,ディディオン他,訳書も多数. (出版元より) 発売日:2024.11.29 出版社:岩波書店 判型:文庫判 ページ数:446
-
伝奇集 (著 ホルヘ・ルイス・ボルヘス / 訳 鼓 直)
¥935
夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六). われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など,東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集. (出版元より) 発売日:1993.11 出版社:岩波書店 判型:文庫判 ページ数:282
-
アメリカン・マスターピース 戦後篇(柴田元幸翻訳叢書)
¥2,970
時はまさに「短篇小説の黄金時代」。 重要作家が次々と登場する、1950年代前後の傑作10篇を収録。 “名作中の名作”でアメリカ文学史をたどる、シリーズ第3弾。 【収録作品一覧】 ●シャーリイ・ジャクスン「くじ」 ●J・D・サリンジャー「バナナフィッシュ日和」 ●ウラジーミル・ナボコフ「記号と象徴」 ●ポール・ボウルズ「あんたはあたしじゃない」 ●フラナリー・オコナー「善人はなかなかいない」 ●フィリップ・K・ディック「プリザビング・マシン」 ●ティリー・オルセン「あたしはここに立ってアイロンをかけていて」 ●ジェームズ・ボールドウィン「サニーのブルース」 ●ジャック・フィニイ「愛の手紙」 ●バーナード・マラマッド「白痴が先」 (出版元より) 発売日:2024.12.20 出版社:スイッチ・パブリッシング 判型:四六判 ページ数:256
-
絶版文庫万華鏡 (著 近藤 健児)
¥2,200
岩波・新潮・角川ほかの老舗文庫から春陽堂文庫、金星堂名作叢書などの失われた文庫まで、戦前から現代までの絶版文庫から厳選した91作品を解説する古書好き・文学好きは必読のガイド。文庫を軸に出版史の一側面も照らし出す。秘蔵の貴重な書影も多数所収。 ぜっぱん【絶版】……何らかの事情で、その本の以後の印刷・販売を中止すること。 ぶんこ【文庫】……小型のシリーズによる、名著(普及の望まれる本)の廉価版(の名)。 「――本」(『新明解国語辞典』第6版、三省堂) 本書は、戦前期(1910-45年)から戦後期(1945-90年)、そして平成以降(1990-2020年)の3つの時代区分に沿って、さまざまな事情で絶版になった文庫本の作品を紹介・解説する。 岩波文庫、新潮文庫、角川文庫など現在まで続く老舗文庫をはじめ、春陽堂文庫や金星堂名作叢書、アカギ叢書などのいまはもう失われた文庫まで、ありとあらゆる絶版文庫を、著者が掘り出した希少なコレクションのなかから91点厳選し、作品の見どころから作者のプロフィル、当時の出版事情などのトリビアをふんだんに交えながら1点ずつ解説する。 菊池寛や尾崎紅葉ら文豪たちの作品の貴重な文庫判、トルストイやリンドグレーンらの海外の名作、かつてサンリオが出版していた少女向け作品を集めたサンリオ・ギフト文庫や、先駆的なSFやマニアックな現代文学を集めたサンリオSF文庫、大手版元のものとほとんど変わらない品質の希少な文庫判同人誌、九州で活動する新しい出版社・伽鹿舎の文庫など、「文庫」と名の付くものは徹底的に網羅している。 さらには文庫本それ自体にとどまらず、矢口進也『文庫そのすべて』(図書新聞)をはじめとする「文庫ガイド本」の詳細なリストまで所収する。 古書好き、文学好きは必読のガイドであり、文庫を縦軸にして戦前から現在までの出版史の一側面を照らし出す書でもある。貴重な書影も多数所収。 ⚫︎近藤 健児 1962年、愛知県生まれ。中京大学経済学部教授、専攻は国際経済学。著書に『絶版新書交響楽――新書で世界の名作を読む』『絶版文庫交響楽』『クラシックCD異稿・編曲のたのしみ』『辺境・周縁のクラシック音楽1――イベリア・ベネルクス篇』『辺境・周縁のクラシック音楽2――中・東欧篇』(いずれも青弓社)、『国際労働移動の経済学』『環境、貿易と国際労働移動』『現代経済の諸問題と国際労働移動』(いずれも勁草書房)、『The Economics of International Immigration: Environment, Unemployment, the Wage Gap, and Economic Welfare』(Springer)、共著に『絶版文庫三重奏』『絶版文庫四重奏』『絶版文庫嬉遊曲』『クラシックCD異稿・編曲のよろこび』(いずれも青弓社)ほか多数。 (出版元より) 発売日:2022.1.17 出版社:青弓社 判型:四六判 ページ数:312
-
現代を知るための文学20 (著 狩野良規)
¥2,860
「で、先生、いったい文学って何なんでしょう?」 ――飲み会での学生の一言から、根源的な問いへの答え探しが始まった。 ゆりかごから墓場までエンタメまみれの現代、エンタメとはひと味違う本を読みたくなった時のプロモーション・ブックにして攻略本。 * 「忙しさの合間に読む文学作品は、答えがないのに、いや、答えがないゆえに、我々が自分の魂と問答するためのよきカウンセラー役を果たしてくれる。自分の腹に落ちてくる答えは、結局己の心の中にしか存在しない。それを自ら発見するための触媒であり、同時によき見守り役にもなってくれるのが、文学ではないだろうか。」(本書より) ー目次ー はじめに 第1章 おゝ、現代 1 ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』 2 マクシム・ゴーリキー『どん底』 3 芥川龍之介「藪の中」 第2章 未来と科学 4 スタニスワフ・レム『ソラリス』 5 オールダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 6 ベルトルト・ブレヒト『ガリレイの生涯』 第3章 不条理 7 ウジェーヌ・イヨネスコ『授業』 8 フランツ・カフカ『変身』 9 アルベール・カミュ『異邦人』 第4章 近代 10 E・M・フォースター『インドへの道』 11 魯迅「狂人日記」、「阿Q正伝」他 12 城山三郎『落日燃ゆ』 13 つかこうへい『熱海殺人事件』 第5章 個人 14 アントン・チェーホフ『かもめ』 15 ヘンリク・イプセン『ヘッダ・ガブラー』 16 テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』 17 石垣りん「表札」他 第6章 先進国病 18 ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』 19 J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』 20 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』 注 おわりに 文献名索引 人名索引 ⚫︎狩野良規 (カノウヨシキ) 1956年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学研究科修士課程修了。東京都立大学人文学部(史学専攻)卒業。オックスフォード大学留学(1991―92年)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、イギリスおよびヨーロッパ文学・演劇学・映像論。 主な著書に、『シェイクスピア・オン・スクリーン』(三修社)、『スクリーンの中に英国が見える』、『ヨーロッパを知る50の映画』正・続、『現代を知るための文学20』、『ポジティブシンキングにならないために』、『シェイクスピアとの対話』(以上、国書刊行会)、『えみゅーる――狩野良規自選エッセイ集』(シーズ・プランニング)などがある。 (出版元より) 発売日:2020.3.19 出版社:国書刊行会 判型:四六判 ページ数:448
-
TEXAS IS THE REASON:テキサス・パンクの異端者たち(作 パット・ブラシル / 日本語訳ブックレット 村上史子)
¥5,280
1970年代後半にイギリスで誕生し瞬く間に世界へと広がったパンクムーブメント。 その当時にテキサスの大学生であったパット・ブラシルが記録した、テキサス・パンクのシーンを知るために重要な一冊「TEXAS IS THE REASON」(Revelationからリリースしている同名バンドとは無関係) シーンを語る上では外せないBig BoysやButthole Surfers、Scratch Acidはもちろん、当時テキサスに集まってきた世界中のパンクヒーローの写真が満載。 それに加えて、映画監督リチャード・リンクレイターやScratch Acid後にThe Jesus Lizardを始めたデヴィッド・ヨウなどが当時を振り返ったテキストを寄せており、別途付属の日本語訳ブックレットで読むことができるのでより深く楽しめるのも嬉しい一冊。 ========================== 1970年代後半から1980年代前半まで、米国テキサス州のオースティンでは、テキサス大学近くにあったクラブ 、ラウールズを中心に独自のハードコア・パンク・シーンが爆発していた! ハードコアパンクを様々な音楽と融合させ、テキサスという保守的な土地柄の中、抑圧されていた思いを生々しくすさまじいエネルギーの叫びへと昇華させた数々の名バンドや人物たち。そのオリジナリティと勢いを聞きつけ、やがてはパティ・スミス、Devo、ブロンディ、ロバート・フリップなど多くのミュージシャンがそのクラブで演奏することとなり、シーンは今でも語り継がれる伝説となっている。 本書は当時テキサス大学でフォト・ジャーナリズムを学んでいたパット・ブランシルよるその貴重な記録である。1985年前後に撮影されたショットには、パンクロック界のゲイ・パフォーマーとして先駆者的存在であったビスケットと、かのレッド・ホット・ペッパーズがリスペクトしてオープニング・アクトを務めたビスケットのファンク・パンク・バンド、ザ・ビッグ・ボーイズ(スケート・パンクと呼ばれるジャンルを作りスラッシャー・マガジンとの関わりも深い)、マッド・ハニーをはじめとして後のグランジ・バンドの多くがリスペクトを寄せるブルーズ・ロック・ハードコア・バンド、ザ・ディックス(このバンドのボーカルのゲーリー・フロイドも当時としては珍しくゲイであることを公表していた)、カート・コバーンが大ファンであり、ノイズとパンクを融合させた音楽とその狂気じみた破天荒な行動で今や生ける伝説扱いのバット・ホール・サーファーズをはじめとする後の音楽シーンのインスピレーションの源となったバンドの日常やオフショットの姿を見ることができる。ブランシルは、トレイラー・パーク、低所得者が身を寄せるシェアハウス、ビールががぶ飲みされるバーを背景に、テキサス・パンクスたちの絶望と彼らの唯一の解放手段であった音楽活動を捉えた。 写真だけでなく、映画『スラッカー』『スクール・オブ・ロック』の監督であるリチャード・リンクレーター、スクラッチ・アシッド、ジーザズ・リザーズのボーカル、デビッド・ヤウ、バットホール・サーファーズのテレサ・テイラーなどの当時についてのテキストも読むことができる。 - 伯井真紀 登場するバンド:ザ・ビッグ・ボーイズ、ザ・ディックス、バットホール・サーファーズ、ザ・オフェンダーズ、スクラッチ・アシッド、ダニエル・ジョンストン、ドクターズ・モッブ、グラス・アイ、ポイゾン13、ザ・ヒッコイズ、ソニック・ユース、Devo、サムヘイン、ソウル・アサイラム、ザ・リプレイスメンツ、ザ・デッド・ケネディーズ 「パット・ブラシルの美しい本は80年代にテキサスのオースティンのポスト・パンク・シーンの、詩的でエネルギーに満ち溢れた変わり者たちを捉えているわ。ネットでは上がってこないような貴重な写真よ。このような本になって一同に見ることができるなんて素晴らしいわ。」 ー キム・ゴードン (PRESSPOPより) 発売日:2019.12.25 出版社:Bazillion points サイズ:22cm ×27cmx2.4cm ページ数:240
-
For The Love Of The Vinyl : The Album Art Of Hipgnosis (作 Storm Thorgerson, Aubrey Powell)
¥7,480
幾多もの音楽グループのジャケット・デザインを手掛けたことで有名な英アートグループ「ヒプノシス」の作品をまとめた一冊。 ピンク・フロイドの「狂気」など多くの人に知られるカバー・アートをはじめ、XTCの「GO 2」や後期Pretty Thingsの名盤「Silk Torpedo」など、本当に数多くの作品に関わっていることに驚きながら、一度見たら中々頭から離れない印象的な作品群に魅了される、Late 60's~Early 80'sのロックの世界に浸れる一冊です。 発売日:2008 出版社:Picture Box サイズ:24cm ×32cmx2.1cm ページ数:232
-
ヒップホップ家系図(作 エド・ピスコー / 訳 綾井亜希子, 高松和史 )
¥2,970
アメリカのコミック作家「エド・ピスコー」による、ヒップホップの誕生と興隆という壮大なドキュメンタリーをコミックに収めた濃密な一冊。 過去に出版されていたヒップホップ家系図の1〜4巻のコミックの部分を1冊にまとめ、2色の色彩構成に変更された一冊。 ヒップホップはどのように誕生し、世界中をその波に飲み込んでいったのか、そんな一つの音楽史を楽しく読み進めながら知ることができます。 BAD BRAINSやBLAG FLAGなどレベルミュージックとして台頭し始めたパンクロックについても触れている、いろんな音楽層も巻き込める一冊です。 =================== vol.1 米国ワシントン・ポスト紙の"2013年ベストコミック" 米国シアトル・タイムズ紙の"2013年ベスト音楽コミック" SPIN誌の"2013年ベスト音楽本" 等多くの名誉ある年間ランキングに次々と選出! 米国で今最も注目されている若手コミック作家の一人エド・ピスコーが、世界を激変させた米国生まれの偉大なる芸術表現: ヒップホップの世界を描いた。 爆発的に愉快なエンタテイメント性溢れ、まるで百科事典のように詳細に描かれたヒップホップを取り巻くドキュメンタリー・コミック。 ネット上のBOING BOINGに連載という形で始まった『ヒップホップ・ファミリー・トゥリー』(ヒップホップ家系図)の舞台は、サウス・ブロンクスの公園や個人宅の居間に始まり、やがてはヒップホップ・シーンが急激な盛り上がりを見せたナイト・クラブ、レコーディング・スタジオ、そしてラジオ局へと移行していく。 ラッパー同士のバトルやライバル関係、パフォーマンス技術の発展、勝者と敗者:自称ヒップホップ"おたく"である著者はその全てをしつようなまでの情熱でもって調べ上げ、裏を取り、愛情を持って描いた。 ヒップホップ界の初期のスターであった、クール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュ、カーティス・ブロウ、シュガーヒル・ギャング、ファンキー4+1、後にRUN-DMCとなる3人のキッズのみならず、ラッセル・シモンズ(Def Jamの創始者の一人)、シルビア・ロビンソン(音楽家・シュガーヒル・レコード創始者)、リック・ルービン(音楽プロデューサー・Def Jamの創始者の一人)等同等のカリスマ性を持った重要な裏方達等、それぞれの強烈な個性、歴史的パフォーマンス、人間関係が活き活きとダイナミックに描かれている。 そして、グラフィティ界の巨匠ファブ・ファイヴ・フレディがデボラ・ハリー(ブロンディ)、キース・ヘリング(美術家)、ジャン・ミシェル・バスキア(美術家)、グレン・オブライエン(『TVパーティー』)、チャーリー・エーハン(映画監督・『ワイルド・スタイル』など)、 リー・キノーネ(グラフィティ・ライター・美術家)らと出会い化学反応を起こし、彼等の音楽、アート、そして文化がマンハッタンのダウンタウン全体やメインストリーム・シーンに大きく影響するようになる過程を目撃する事が出来る。 その他、ナイスなキャラの脇役達(後にヒップホップ界のスター…)から、1970年代後半の街の様子、愉快な小話等エド・ピスコーならではの世界観が読む人全てを魅了する。 vol.2 ヒップホップ家系図 vol.2(1981~1983) 今回描かれるのは1981〜1983年の期間。 当時、ヒップホップはその活躍の場を近所の公園や個人の娯楽部屋からダウンタウンのクラブやレコードへと広げていた。 パフォーマー達は観客を魅了し、差別化を図るためにどんどん派手な格好でステージに上がるようになっていた。 そんな中、RUN-DMCという若いグループがシーンに登場し、ストリートでのパフォーマンスへと回帰するスタイルを打ち出した! 第2巻が描くのはヒップホップにおける様々な歴史的ヒット作の舞台裏:アフリカ・バンバータの“プラネット・ロック“、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フュリアス・ファイブの"ザ・メッセージ"、そして映画『ワイルド・スタイル』等。 また、NWA、ザ・ビースティ・ボーイズ、ダグ・E・フレッシュ、KRS One、ICE T、初期のパブリック・エネミー等のスーパースター達も登場する。 Dolemite、LL クールJ、ノトリアス BIG、そしてニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック等のカメオ出演もあり。 『ワイルド・スタイル』の監督、チャーリー・エーハーンによる序章も見逃せない。 vol.3 ヒップホップ家系図 vol.2が2015年アイズナー賞-“最優秀実話賞"受賞! ヒップホップ家系図 vol.3(1983~1984) 世界で大旋風を巻き起こしているエド・ピスコーの大人気ヒップ・ホップ・コミックシリーズ、早くも3巻登場! 1983年から84年の期間を追って今回描かれるのは:ラン・DMCの名声への道取り。 唯一無二の強烈な存在であるフーディーニ、ザ・ファット・ボーイズ、スリック・リック、ダグ・E・フレッシュ等。 ビースティ・ボーイズがラップ・グループとなる様子。 リック・ルービンがラッセル・シモンズと出会いデフ・ジャムを立ち上げる過程。 かの有名なパイロットテレビ番組、ヒップ・ホップダンス番組『グラフィティ・ロック』、ドキュメンタリー映画『スタイル・ウォーズ』、西海岸のヒップホッップ・ドキュメンタリー『ブレイキン・アンド・エンタリン』等。 今回も綿密な調査に裏付けらたエドのヒップホップへの情熱が詰まった読み応えのある内容となっております! vol.4 全米で、そして世界でベストセラーの快進撃を続けるシリーズ、ヒップホップ家系図! 時代はいよいよ1984-85年に突入。 描かれるのは:デフジャムの台頭! 映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』へと繋がっていくドクタードレーのレコード・デビュー! ハリウッドのヒップホップへの注目と『ブレイクダンス』、『ブレイクダンス2/ブーガルビートでT.K.O!』、『ビート・ストリート』、『クラッシュ・グルーブ』などの作品! そしてファミリー・ツリーの新たな枝葉として登場するのはウィル・スミス、ソルト・ン・ペパ、ビズ・マーキー、2・ライブ・クルーなど! また、この時期ラッパーたちの元ネタとなった伝説的麻薬王リッキー・ロスやフィラデルフィア警察による過激な黒人コミューンMOVEの虐殺行為についてなど、今号も目からウロコの歴史的背景が満載! ピスコーのパワフルなビジュアルでお届けする最高の教育的エンタテイメント! 「若いピッツバーグ出身の語り部エド・ピスコーがDJクール・ハークと共にニューヨークで誕生したラップ・ミュージックを目撃する旅に出て、70年代と80年代の歴史的事実を職人的な技でダイナミックに繋ぎ合わせて行く。そしてそれがノスタルジー感満載の黄色いページに印刷された見事な本となる。ドープだぜ。」 —ワシントン・ポスト 「エド・ピスコーの『ヒップホップ家系図』を通じて読者はラップ音楽の起源を体感する事が出来る。当時のニューヨークの街を歩き、DJクール・ハークやアフリカ・バンバータ、そしてグランドマスター・フラッシュ等が新しい表現形態を生み出した、様々な機材が詰め込まれた彼等の基地に潜入する事が可能なのだ。」 —コミックス・アライアンス 「エド・ピスコーがこの本に詰め込んだ歴史、そして収集した情報の量を考えると気が遠くなりそうだ。」 —ハフィングトン・ポスト 「熱烈なファンにしか描けない細かさと繋がり。」 —ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー 「コミック以外の表現では実現出来なかったろうと思わせるほど愉快かつ正確に登場人物達の容姿、性格、偉業が描かれている。」 -ビルボード・マガジン 「ピスコーのコミックからは、内容がブレイクダンスしながらページから飛び出してくる。わざと黄ばませたページに印刷された本は実に美しい。押さえられた色調と80年代初期によく見られた本を連想させる大型の“トレジャリー"フォーマット。ピスコーの絵は、まるでロバート・クラムのブルース・ミュージシャンの肖像画とジョー・サッコのジャーナリズム・コミックを足して二で割ったようなスタイルだ。」 -シカゴ・トリビューン (出版元より) 発売日:2023.11 出版社:PRESSPOP サイズ:25.7cm x 18.2 cmx 2.7cm ページ数:368
-
少女ゴーグル(作 ジュヌヴィエーヴ・カストレイ / 訳 村上史子 )
¥2,530
2016年に35歳の若さでこの世を去ったジュヌヴィエーヴ・カストレイ。 ドローン・フォークのÔ Paonや、K RecordsからリリースしていたWoelvなどの音楽活動と同時にイラストレーター、コミック作家でもあった彼女。 本作は2013年に出版された初のコミック作品の日本語版です。 辛い幼少期の記憶、彼女を救ったパンク・ロックとアート、創作家である作者自身の生い立ちを振り返った自伝的コミック。 ========================== 主人公は80年代、90年代を若いシングルマザーの母とカナダ・ケベックで過ごす空想家の少女、ゴーグル。 共に暮らす義父は彼女に無関心で、実の父は遠方に住みほとんど会うことがない。 そんなつらい日々の中、彼女を救ったのは絵を描くこと、パンク・ロックを聴くこと、そして「いつの日か自立してみせる」という強い気持ちだった。 だが、同時にその悪質な家庭環境は幼いゴーグルに確実に影響を及ぼし彼女のアイデンティティの一部となっていた。 ジュヌヴィエーヴ・カストレイのグラフィック・ノベルでのデビュー作である「少女ゴーグル」(原題:SUSCEPTIBLE)は、作者の豊かな表現力で感受性豊かな少女の思春期、家族、そして別れなどが繊細に描かれており、心に深く残る痛烈な作品だ。実際にストーリーはカストレイの生い立ちを基に書かれており、この作品には彼女の内に秘めてきた思いや語られることのなかった秘話が込められている。 どうしようもない大人の中で、子供が自ら一番大人にならなければいけなかった「無垢の喪失」の物語である。 ジュヌヴィエーヴは、コミック、ヴィジュアル・アート、音楽の分野で長く愛され続けているアーティスト。 彼女が生み出す作品には静けさ、穏やかさ、絶望といった表現の中に独特の感性がある。 カストレイの細部にまで行き届く鋭い視点と苦労に満ちた過去を深く掘り下げる大胆な思考が「少女ゴーグル」を感動的な作品へと導いている。 人の心を打つ正直さで、カストレイはある少女のむごたらしいまでに混乱した子供時代の転換期を見事に蘇らせている。それはその少女を一生悩ませるような経験だったはずだ。最後のページを読んだ私は、本を閉じ、そのシンプルかつ完璧な結末を思って少し泣いた。 -ミランダ・ジュライ 『一番ここに似合う人』著者 家族、そしてその悲しみを描いた表現が読む者の心を深く揺さぶり、丁寧な画力と物語る力が1つ1つの断片を繋ぎ昇華させる。 -オースティン・クロニクル紙 (出版元より) 発売日:2016.8 出版社:PRESSPOP サイズ:30.5cm x23 cmx 1.2cm ページ数:80
-
ゴーストワールド(作 ダニエル・クロウズ / 訳 山田祐史+PRESSPOP LAB)
¥1,980
ダニエル・クロウズによるカルト・クラシック名作コミック。 思春期のシニカル加減を拗らせながら過ごすイーニドとレベッカの日常を描いた傑作。 こちらもカルト的人気を誇る映画版が今年で公開25周年ということで、原作コミックが増刷(5刷)されました。 映画版でスティーヴ・ブシェミが演じたキャラクター「シーモア」は、コミックに登場する複数の人物を象徴化させたものであったり、映画を知っている人もその違いを味わいながら楽しめる一冊です。 ========================== 全米ティーンエイジャーのバイブル、待望の限定リプリント! アカデミー賞ノミネート映画『ゴーストワールド』原作 ダメに生きる イーニドとレベッカ 親友、思春期、違和感、変化のない日常 近づいてくる大人の世界、そして2人の異なった未来 本当の世界、彼女たちの世界、遠いところ ゴーストワールド、2人の女の子の物語 “永遠の名作” -タイム誌 “「ライ麦畑でつかまえて」の現代版” -ヴィレッジ・ボイス紙 “2回目に読む時からがいよいよ面白い、って、これ一体何?” -魚喃キリコ(漫画家) (出版元より) 発売日:2026.2 (初版 2001.5) 出版社:PRESSPOP サイズ:26cm ×17cmx0.5cm ページ数:80
-
モニカ(作 ダニエル・クロウズ / 訳 中沢俊介)
¥2,970
「ゴーストワールド」の原作者として知られるダニエル・クロウズが2023年に発表した長編コミック。 母親に捨てられた主人公「モニカ」が自らの出自を追う物語でありながら、病んだアメリカ現代史、人類の歴史まで追っていく濃密な作品。 A24製作の「ヘレディタリー」「ミッドサマー」でお馴染みアリ・アスター監督が2023年のベストブックに挙げた一冊です。 ============================ 『モニカ』は作者ダニエル・クロウズにとって、前作『ペイシェンス』から約7年ぶりとなる新作だ。描きおろしの長編コミックである本作は、9つの章に分かれている。中心となるのは主人公モニカと、彼女の母親ペニーの物語だが、舞台はベトナム戦争、カルト教団の根城、カリフォルニア州のひなびた保養地など、多岐にわたる。描かれる内容も、ハードボイルドから宇宙的恐怖、そして老いらくの恋まで実に多彩だ。 『ゴーストワールド』以来となる女性を主人公にした最新作『モニカ』には、『鉄で造ったベルベットの手袋のように』の悪夢めいた不条理もあれば、『ウィルソン』のように人生を見渡す深いまなざしもある。クロウズがこれまでに描いてきたさまざまなテーマが、形を変えて織り込まれている。さらに、1950年代のECコミックスから、マンガの源流の一つとされるロココ時代の画家ウィリアム・ホガースまで、広範な影響が表現に生かされている。 キャンドル販売店の経営者だった主人公の人生をたどりつつ、人類の歴史を浮き彫りにするため、クロウズが持てる技術と知識を総動員した野心作である。めくるめく展開の語り口はあくまでも平易ながらも、実に濃密な作品であり、一度読み終わっても、再読すれば細部の些細なつながりにあらためて気がつくだろう。 1980年代から現在まで、コミック界の最前線に立ち、進化を続けるダニエル・クロウズが、またもや頂点を更新した『モニカ』。年来のファンはもちろん、映画『ゴーストワールド』の22年ぶりの再上映で初めてその存在を知った方々も、ぜひ手に取って、すみずみまで味わってほしい。 ダニエル・クロウズは、作品が文化現象となる稀有なコミック作家である。 -『ニューヨーク・マガジン』 ダニエル・クロウズはアメリカの巨匠である。物語と絵を完璧に融合させる、真の作家だ。至上の語り部といえる。 - ギレルモ・デル・トロ(映画監督) (出版元より) 発売日:2023.11 出版社:PRESSPOP サイズ:29cm ×22cmx1.6cm ページ数:106


