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  • デカメロン・プロジェクト (編 ニューヨーク・タイムズ・マガジン / 著 マーガレット・アトウッドほか / 訳 藤井光ほか)

    ¥3,135

    コロナ禍の世界でなにが起きていたのか。 アトウッド、ケレット、イーユン・リー、チャールズ・ユウなど、錚々たる作家の声が国境や人種を越えて響きあう、空前絶後のアンソロジー。 「困難な時代に物語を読むことは、その時代を理解するための、さらにはその時代を耐え抜くための営みなのだ」(リヴカ・ガルチェン「はじめに──命を救う物語たち」より) アパートの扉にスプレーで記されていく<V>の字、悲しい記憶を洗い流すエステ、宇宙から派遣された謎のタコ型エイリアン、女子刑務所からの脱獄、遅れていく<時>の流れ、ロックダウン解除後の世界……。 カレン・ラッセル(藤井光訳)、レイチェル・クシュナー(柴田元幸訳)、チャールズ・ユウ(円城塔訳)、マーガレット・アトウッド(鴻巣友季子訳)、ウゾディンマ・イウェアラ_(くぼたのぞみ訳)など、ペスト禍で紡がれた名作『デカメロン』にならい、さまざまな言語、人種、ジャンルからなる世界の作家が書き下ろした、コロナ禍のいまを生きるための物語。 <目次> ケイトリン・ローパーによる序文(藤井光訳) リヴカ・ガルチェン「はじめに──命を救う物語たち」(藤井光訳) ヴィクター・ラヴァル「既視感」(藤井光訳) モナ・アワド「こんな風に晴れた空」(加藤有佳織訳) カミラ・シャムジー「歩く」(上杉隼人訳) コルム・トビーン、「ロサンゼルス川つれづれ話」(栩木伸明訳) リズ・ムーア「臨床記録」(竹内要江訳) トミー・オレンジ「チーム」(加藤有佳織訳) レイラ・スリマニ「石」(松本百合子訳) マーガレット・アトウッド「おにっこグリゼルダ」(鴻巣友季子訳) イーユン・リー「木蓮の樹の下には」(篠森ゆりこ訳) エトガル・ケレット「外」(広岡杏子訳) アンドリュー・オヘイガン「形見」(佐藤由樹子訳) レイチェル・クシュナー「大きな赤いスーツケースを持った女の子」(柴田元幸訳) テア・オブレヒト「モーニングサイド」(藤井光訳) アレハンドロ・サンブラ「スクリーンの時間」(松本健二訳) ディナウ・メンゲスツ「よくやっていたゲーム」(藤井光訳) カレン・ラッセル「市バス19号系統 ウッドストック通り〜グリサン通り」(藤井光訳) デイヴィッド・ミッチェル「願い事がすべて叶うなら」(中川千帆訳) チャールズ・ユウ「システムたち」(円城塔訳) パオロ・ジョルダーノ「完璧な旅のおとも」(飯田亮介訳) ミア・コウト「親切な強盗」(福嶋伸洋訳) ウゾディンマ・イウェアラ「眠り」(くぼたのぞみ訳) ディナ・ネイエリ「セラー」(上杉隼人訳) ライラ・ララミ「あのとき、弟の結婚式で」(堀江里美訳) フリアン・フックス「死の時、時の死」(福嶋伸洋訳) リヴァーズ・ソロモン「思慮深い少女たち」(押野素子訳) マシュー・ベイカー「起源の物語」(上岡伸雄訳) エシ・エデュジアン「長城へ」(高見浩訳) ジョン・レイ「バルセロナ──オープンシティ」(上岡伸雄訳) エドウィージ・ダンティカ「ひとつだけ」(佐川愛子訳) 作家略歴 訳者あとがき (出版元より) 発売日:2021.12.7 出版社:河出書房新社 判型:四六 変形 ページ数:352

  • デミアン (作 ヘルマン・ヘッセ / 訳 実吉捷郎)

    ¥858

    デミアンは,夢想的でありながら現実的な意志を持ち,輝く星のような霊気と生気を秘める謎めいた青年像である.「人間の使命はおのれにもどることだ」という命題を展開したこの小説は,第一次大戦直後の精神の危機を脱した作者が,世界とおのれ自身との転換期にうちたてたみごとな記念碑というべき名作. (出版元より) 発売日:1959.4.5 出版社:岩波文庫 判型:四六 変形 ページ数:228

  • 中国女性SF作家アンソロジー 走る赤 (編 武甜静, 橋本輝幸 / 編訳 大恵和実)

    ¥2,420

    宇宙を、異世界を旅し、ヤマネコが歴史を見つめ、世界は彩りを失い/取り戻し、しがないおじさんはミニブラックホールにダイブし、植物状態の少女がVR世界を駆け抜ける―― いま最前線で活躍している中国の女性SF作家14人の傑作短篇で紡ぐ、変幻自在のアンソロジー! ●武 甜静 1984年生まれ。未来事務管理局の日本担当。北京在住。 ●橋本 輝幸 一九八四年生まれ。会社員ときどきSF書評家・研究家・アンソロジスト。編書に『2000年代海外SF傑作選』(早川書房)、『2010年代海外SF傑作選』(早川書房)がある ●大恵和 実 (オオエ カズミ) 一九八一年(昭和五六)生まれ。大学非常勤講師、中華SF愛好家。『中国史SF短篇集 移動迷宮』編著者を務めた他、訳書に、梁清散「済南の大凧」、呉霜「人骨笛」(以上『時のきざはし』新紀元社)などがある (出版元より) 発売日:2022.4.7 出版社:中央公論新社 判型:四六判 ページ数:384

  • チェコSF短編小説集 (編 ヤロスラフ・オルシャ・jr / 編訳 平野清美)

    ¥1,650

    二つの大戦、社会主義政権の樹立、プラハの春とチェコ事件、そしてビロード革命――。 激動の歴史を背景に中欧の小国チェコで育まれてきたSF。 ハクスリー、オーウェル以前に私家版で出版されたディストピア小説から、J.G.バラードやブラッドベリにインスパイアされた作品まで、チェコSF界の最高峰〈カレル・チャペック賞〉受賞作を含む本邦初訳の傑作11編。 [収録作品] オーストリアの税関 ヤロスラフ・ハシェク(1912) 再教育された人々──未来の小説 ヤン・バルダ(1931) 大洪水 カレル・チャペック(1938) 裏目に出た発明 ヨゼフ・ネスヴァドバ(1960) デセプション・ベイの化け物 ルドヴィーク・ソウチェク(1969) オオカミ男 ヤロスラフ・ヴァイス(1976) 来訪者 ラジスラフ・クビツ (1982) わがアゴニーにて エヴァ・ハウゼロヴァー(1988) クレー射撃にみたてた月飛行パヴェル・コサチーク(1989) ブラッドベリの影 フランチシェク・ノヴォトニー(1989) 終わりよければすべてよし オンドジェイ・ネフ(2000) ●ヤロスラフ・オルシャ・jr. カレル大学にて東洋学とアラビア学、アムステルダム大学にて比較欧州研究と国際関係学を修める。1992年以降、駐ジンバブエ大使、駐韓国大使を歴任し、2014年より駐フィリピン大使。幼少時からSF文学に親しみ、1980年代、SF月刊誌『イカリエ』の前身である『XB-1』を発行。『イカリエ』では初年度に副編集長を務めた。O.ネフと共に『サイエンス・フィクション百科事典』(1995)を編纂。またイギリスのSFおよびファンタジー百科事典、数々のSF専門誌に寄稿。アジアおよびアフリカのSFについての記事多数。さらにチェコ、インド、ジンバブエ、韓国、フィリピンにおいて、数々のSFアンソロジーを編纂。 ●平野清美 翻訳業。早稲田大学卒業。訳書にプレスブルゲル『プラハ日記』(共訳)、ミレル『あおねこちゃん』、トゥルンカ『こぐまのミーシャ、サーカスへ行く』、フロマートカ『宗教改革から明日へ』(共訳)(以上、平凡社)、フラバル『時の止まった小さな町』、シュクヴォレツキー『二つの伝説』(共訳)(以上、松籟社)など。 (出版元より) 発売日:2018.10 出版社:平凡社 判型:B6変 ページ数:408

  • ソヨンドン物語 (著 チョ・ナムジュ / 訳 古川綾子)

    ¥1,870

    日韓累計165万部突破の『82年生まれ、キム・ジヨン』著者、チョ・ナムジュが問いかける! 弱肉強食社会で人間らしさを失わずに生きるには? 資産価値にこだわる者の果てしない欲望と苦悩。 持たざる者の苦労と、未来への希望。 韓国中間層の現実をリアルに描いたハイパーリアリズム連作小説。 舞台はソウルにある架空の町〈ソヨン洞(ドン)〉。 近年の不動産バブルやマンション購入、過剰な教育熱、所得格差といった社会問題が、住民の悲喜こもごもとともに描き出される――。 「私が伝えたかったのは、 個人ではどうすることもできない時代と社会の不幸を前に、 我々はどんな選択をできるのか、 どんな態度をとるべきかという悩み、 さらには人間らしさを失わずに生きる方法に対する問いかけでした」 (「日本の読者のみなさんへ」より抜粋) ●チョ・ナムジュ 1978年ソウル生まれ。「耳をすませば」で文学トンネ小説賞に入賞。2016年『コマネチのために』でファンサンボル青年文学賞受賞。2017年『82年生まれ、キム・ジヨン』で第41回今日の作家賞を受賞、ミリオンセラーとなる。著書に、『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子訳、ちくま文庫)、『サハマンション』(斎藤真理子訳)、『私たちが記したもの』(小山内園子、すんみ訳)、『耳をすませば』(小山内園子訳)、『ソヨンドン物語』(古川綾子訳)、いずれも筑摩書房刊。他に『ミカンの味』(矢島暁子訳、朝日新聞出版)がある。 ●古川綾子 第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。神田外語大学講師。 訳書に『そっと 静かに』(ハン・ガン、クオン)、『走れ、オヤジ殿』(キム・エラン、晶文社)、『外は夏』(キム・エラン、亜紀書房)、『わたしに無害なひと』(チェ・ウニョン、亜紀書房)などがある。 (出版元より) 発売日:2024.7.9 出版社:筑摩書房 判型:四六判 ページ数:224

  • 菜食主義者 (著 ハン・ガン / 訳 きむ ふな)

    ¥2,420

    SOLD OUT

    ごく平凡な女だったはずの妻・ヨンヘが、ある日突然、肉食を拒否し、日に日にやせ細っていく姿を見つめる夫(「菜食主義者」)、妻の妹・ヨンヘを芸術的・性的対象として狂おしいほど求め、あるイメージの虜となってゆく姉の夫(「蒙古斑」)、変わり果てた妹、家を去った夫、幼い息子……脆くも崩れ始めた日常の中で、もがきながら進もうとする姉・インへ(「木の花火」)― 3人の目を通して語られる連作小説集。 ーーーー 「新しい韓国文学シリーズ」第1作としてお届けするのは、韓国で最も権威ある文学賞といわれている李箱(イ・サン)文学賞を受賞した女性作家、ハン・ガンの『菜食主義者』。韓国国内では、「これまでハン・ガンが一貫して描いてきた欲望、死、存在論などの問題が、この作品に凝縮され、見事に開花した」と高い評価を得た、ハン・ガンの代表作です。 ●ハン・ガン 1970年韓国・光州生まれ。 延世大学国文学科を卒業。 1993年季刊「文学と社会」に詩が、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し文壇にデビューした。 現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授。 本作『菜食主義者』で、韓国で最も権威ある文学賞、李箱文学賞を受賞。その他の作品に、短編集『麗水の愛』『私の女の実』、長編小説『黒い鹿』『あなたの冷たい手』『風が吹いている、行け』、散文集に『そっと静かに歌う歌』『愛と、愛を取りまくもの』などがある。 小説のほかに、絵本『雷小僧、天女稲妻、小僧天女』、大人のための童話『涙の箱』『わたしの名前は太陽花』などがあり、童話の翻訳も多数手がけている。韓国小説文学賞、今日の若い芸術家賞、東里文学賞など受賞多数。 ●きむ ふな 韓国生まれ。 韓国の誠信女子大学、同大学院を卒業し、専修大学日本文学科で博士号を取得。現在は日韓の文学作品の紹介と翻訳に携わっている。 翻訳書に、津島佑子・申京淑の往復書簡『山のある家、井戸のある家』(集英社)、孔枝泳『愛のあとにくるもの』(幻冬舎)、 李垠『 美術館の鼠』(講談社)、『いまは静かな時‐韓国現代文学選集』(共訳、トランスビュー)など。韓国語訳書に津島佑子『笑いオオカミ』(第1回板雨翻訳賞)など、著書に『在日朝鮮人女性文学論』(作品社)がある。 (出版元より) 発売日:2011.5.25 出版社:クオン 判型:四六判 ページ数:304

  • 夏にあたしたちが食べるもの (著 ソン・ジヒョン / 訳 金子博昭)

    ¥1,320

    SOLD OUT

    人生をやり直そう。糸をほどきさえすれば何にでもつくり直せる編み物のように。 三十歳を過ぎ、ミュージシャンの夢を諦めた「あたし」。 ある日、育ての親であるおばから自分が経営する編み物店の店番をしてほしいと頼まれやむなく帰郷する。 都会を離れ、希望もやる気も失いつつあった主人公が故郷で見つけたものは。 【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】 翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を 日本語と韓国語の2言語で読むことができるシリーズです。 韓国語の朗読をYouTubeで聴くことも可能です。 ●ソン・ジヒョン 1987 年ソウル生まれ。2013 年に短編小説「パンクロックスタイルのストローのデザインに関する研究」が東亜日報新春文芸に当選しデビュー。 短編集として本作を収録した『夏にあたしたちが食べるもの』のほか、『たとえばエピローグの方式で』『キムジャン』、エッセイに『東海生活』がある。明日の韓国作家賞、許筠文学作家賞、韓国日報文学賞を受賞した。 ●金子博昭 新潟大学法学部卒業。延世大学韓国語学堂などに語学留学。新潟市役所で国際交流事業の企画運営や通訳翻訳に従事。2009 年より「新潟で韓国と北朝鮮の現代小説を読む会」に参加し、文芸作品の読解と翻訳を学ぶ。 第7回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて最優秀賞を受賞。 (出版元より) 発売日:2024.11.15 出版社:クオン 判型:B6変形判 (縦168mm 横120mm 厚さ7mm) ページ数:84

  • 火葬 (著 キム・フン / 訳 柳美佐)

    ¥1,320

    死の影が忍び寄る妻を看病する私の前で あなたのあふれる生命力はまばゆい光を放っていた 第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」受賞作を書籍化 大手化粧品会社で役員を務め現場の指揮を執る「私」は、前立腺炎を患いつつ、死期の迫った妻の看病をしている。 病にむしばまれていく体へのぞっとするほどのリアルな描写と、社内の女性社員への秘めた思いの独白とが交差しながら物語が進んでいく。 「通俗的設定のようにも見えるが、作品は読者の安易な感情移入を冷たくあしらうかのように終末へと向かう」――訳者解説より 金薫(『狐将』、『黒山』)による2004年李箱文学賞受賞作を、原文と邦訳の二言語で収録。 【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】 翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を、日本語と韓国語の2言語で紹介するシリーズ。 ●金薫(キム・フン) 1948年ソウル生まれ。 長編小説『狐将』、『月の向こうに走る馬』、『ハルピン』、 小説集『そこにひとりで』、散文集『鉛筆で書く』 などがある。 ●柳美佐 京都大学大学院 人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。 英系船舶代理店勤務、日系電機メーカー社内通訳(英語)を経て 現在同志社大学嘱託講師。在日コリアン三世。 2021年より韓日文芸翻訳を学ぶ。 第6回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて 本作「火葬」で最優秀賞を受賞。 (出版元より) 発売日:2023.4.10 出版社:クオン 判型:B6変形判 (縦168mm 横120mm 厚さ9mm) ページ数:128

  • ダニー (著 ユン・イヒョン / 訳 佐藤美雪)

    ¥1,320

    孫の世話に明け暮れる68歳の「私」は公園で出会ったアンドロイド・ベビーシッターの青年ダニーから思いもかけない言葉を掛けられた。 ――「きれいですね。本当に」。 「李箱文学賞」「若い作家賞」をはじめ数々の文学賞を受賞した作家ユン・イヒョンが、近未来を舞台に「美しい愛になれなかった感情」を繊細に描いた短編。 【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】 翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を 日本語と韓国語の2言語で読むことができるシリーズです。 韓国語の朗読をYouTubeで聴くことも可能です。 ●ユン・イヒョン 1976年、ソウル生まれ。 2005年に短編小説「黒いヒトデ」が中央新人文学賞を受賞し文壇デビューを果たす。 2014年の「クンの旅」が第38回李箱文学賞の優秀賞と第5回若い作家賞を、 2015年には「ルカ」で第6回若い作家賞と第 回文知文学賞をそれぞれ受賞し、 一段と注目を集める。 本作「ダニー」は2013 年に「文学と社会」秋号で発表され、その後「クンの旅」 「ルカ」などとともに、短編集『ラブレプリカ』(2016年)に収められた。 邦訳に「クンの旅」(『完全版 韓国・フェミニズム・日本』所収、斎藤真理子訳、 河出書房新社、2019年)がある。 ●佐藤美雪 1975年生まれ。北海道大学文学部卒業。 延世大学校語学堂で韓国語を学ぶ。 韓国系企業での勤務の後、雑誌記事等の翻訳、法廷通訳に携わる。 第3回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて 本作「ダニー」で最優秀賞受賞。 (出版元より) 発売日:2020.7.31 出版社:クオン 判型:B6変形判 (縦168mm 横120mm 厚さ9mm) ページ数:120

  • あの夏の修辞法 (著 ハ・ソンナン / 訳 牧瀬暁子)

    ¥1,320

    経済発展が進みゆく70年代初頭の韓国の情景と、 貧しくも濃密だったあの頃の人間模様。 非情な現代都市に生きる人間の日常の裏面を、冷徹な観察者の目線で細密に描写するハ・ソンナンが、本格的な都市化へと向かう70年代初頭の韓国の姿を、自らの分身とも思える少女の目を通して描き出した作品。 【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】 翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を 日本語と韓国語の2言語で紹介する新シリーズ。 ●ハ・ソンナン 1967年、ソウル生まれ。 ソウル芸術大学文芸創作科卒業。 1996年『ソウル新聞』新春文芸に短編「草」が選ばれ文壇デビュー。 以降、「かびの花」で東仁文学賞(1999年)、本作「あの夏の修辞法」で李箱文学賞優秀賞(2008年)、「カレー・オン・ザ・ボーダー」で黄順元文学賞(2013年)を受賞した。 既訳に「隣の家の女」(『6 stories―現代韓国女性作家短編』所収、集英社)、 「嬉しや、救世主のおでましだ」(『いま、私たちの隣りに誰がいるのか』所収、作品社)、「かびの花」(『現代韓国短篇選 上』所収、岩波書店)、「ハエ」(『韓国女性作家短編選』所収、穂高書店)がある。 ●牧瀨暁子 1946年東京生まれ。 1970 年~現代語学塾などで朝鮮語を学ぶ。 2002年韓国に留学し、ソウル大学言語教育院、延世大学国語国文科碩士課程で学ぶ。 訳書に朴泰遠『川辺の風景』(作品社)、『鄭喜成詩選集 詩を探し求めて』(藤原書店)、 『韓国語対訳叢書3 伝記篇 黄真伊・柳寛順』(高麗書林)、共訳書に『現代朝鮮文学選2』(青土社)がある。 (出版元より) 発売日:2018.10.31 出版社:クオン 判型:B6変形判 (縦168mm 横120mm 厚さ7mm) ページ数:89

  • 水脈を聴く男 (著 ザフラーン・アルカースィミー / 訳 山本薫, マイサラ・アフィーフィー)

    ¥2,200

    SOLD OUT

    井戸で発見された溺死体のお腹から取り出された胎児。彼には大地の「水脈を聴く」能力が宿っていた──。 ひどい頭痛に悩まされるマリアムは井戸の深淵からの「おいで、おいで」という囁きに導かれ、ついには溺死体として発見される。 しかし、その体には胎児が宿っていた。 無事(サーレム)に救われたことでサーレムと名付けられた息子は、耳を澄ませると地中を流れる水の音が聴こえるようになる。 その噂はあっという間に広がり、避けられ孤立するようになるが、水源を探し当て村を襲った干ばつから救うことで必要とされるようになる。 その評判は遠方まで轟き、15歳の少年は「水追い師」として各地で引く手あまたになるのだが──。 アラビア半島に位置し、雨のほとんど降らない小国オマーン。 地下水路(ファラジュ)による独自の灌漑システムは、峻険な岩山や荒涼とした砂漠の地を潤してきた。 『バグダードのフランケンシュタイン』などが過去に受賞したアラビア語圏最高の文学賞「アラブ小説国際賞」に輝いた、水をめぐる傑作長編。 「気候変動や水資源の枯渇が世界的な課題となっている今日、この小説が描く「水に囚われる人間の姿」は、過去の物語ではなく、今まさに現代社会が直面する現実の縮図として読み解くことができる」(本書解説より) 【著者プロフィール】 ザフラーン・アルカースィミー(Zahran Alqasmi) 1974年オマーン生まれの小説家・詩人。これまでに4冊の小説と10冊の詩集を刊行している。4作目となる『水脈を聴く男』(2022年)が、2023年度のアラブ小説国際賞(International Prize for Arabic Fiction)を受賞し、一躍注目を集める。 【訳者プロフィール】 ⼭本薫(やまもと・かおる) 慶應義塾⼤学総合政策学部准教授。東京外国語⼤学外国語学部アラビア語学科卒業、東京外国語⼤学博⼠(⽂学)。専⾨はアラブ⽂学。訳書にエミール・ハビービー『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(作品社、2006年)、アダニーヤ・シブリー『とるに⾜りない細部』(河出書房新社、2024年)など。 マイサラ・アフィーフィー(Maisara Afifi) エジプト出⾝。カイロ⼤学卒業後、1996年に来⽇。通訳者として働きながら、平野啓⼀郎『⽇蝕』、村上春樹『騎⼠団⻑殺し』ほか、森鴎外、太宰治、三島由紀夫らの⽇本語⼩説をこれまでに約20冊、アラビア語に翻訳している。 (出版元より) 発売日:2025.5.7 出版社:書肆侃侃房 判型:四六判 ページ数:216

  • 死んでから俺にはいろんなことがあった (著 リカルド・アドルフォ / 訳 木下眞穂)

    ¥2,310

    SOLD OUT

    俺はただ家に帰りたいだけなのに、それがそんなにおかしいか? ポルトガルの作家が移民の置かれた立場の悲哀を不条理かつユーモラスに描く傑作長編。 郵便配達をしていた俺は故郷の「くに」から逃げてきた。 妻のカルラと幼い息子とともに「島」で不法滞在している。 買い物をした帰りに乗っていた地下鉄が故障で止まってしまい、右も左もわからない場所で降ろされてしまった一家。 なんとか家にたどり着こうとあれこれ画策するが、やることなすことすべてが裏目に出てー。 周囲から存在を認められず、無視され続ける移民の親子は、果たしてどうなるのか? SNSにて大反響!! 「ダメ男小説の新たな傑作登場!と叫びたい」(小竹由美子さん) X(3/23)より 「道に迷ってどうやっても家に戻れない悲哀が、ユーモラスな語り口で描かれていて、すごくよかった」(酉島伝法さん) X(3/28)より 「とても面白かった。(略)進めど戻れど、全く家に帰りつけない移民の家族のお話」(澤西祐典さん) X(3/31)より 「しっかりと面白く、考えさせられる深い余韻を残します」(本屋象の旅さん) X(3/14)より 【著者プロフィール】 リカルド・アドルフォ(Ricardo Adolfo) 1974年にアンゴラに生まれるが、アンゴラの独立により幼少時にポルトガルに帰国。2003年に短編集『すべてのチョリソーは焼くためにある』でデビュー。初長編『ミゼー』はポルトガルでベストセラーとなる。『東京は地球より遠く』(2015年)では日本で働く外国人のサラリーマンの目から見たおかしな日本の日常を描いた。同書からは2019年刊の『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』(現代企画室)に3篇が収録されている。ドラマや映画の脚本の執筆や絵本も発表するほか、広告界でも国際的に活躍している。2012年より東京に在住。 【訳者プロフィール】 木下眞穂(きのした・まほ) 上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳家。訳書に『ブリーダ』(パウロ・コエーリョ)、『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ)、『エルサレム』(ゴンサロ・M・タヴァレス)、『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ)など。『ガルヴェイアスの犬』(ジョゼ・ルイス・ペイショット)で2019年に第5回日本翻訳大賞を受賞。 (出版元より) 発売日:2024.6.21 出版社:書肆侃侃房 判型:四六判 ページ数:256

  • 宇宙の果てには売店がある (著 せきしろ)

    ¥1,980

    《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》 《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。
》 《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》 《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》 自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地! 短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。 数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。 「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。 SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」 ――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より ●せきしろ (著) 1970年、北海道生まれ。作家、自由律俳句俳人。主な著書に『去年ルノアールで』『バスは北を進む』『放哉の本を読まずに孤独』など。近著に自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』。また又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『蕎麦湯が来ない』などがある。 (出版元より) 発売日:2025.4.23 出版社:シカク出版 判型:B7判 ページ数:256

  • エレンディラ (著 G.ガルシア=マルケス / 訳 鼓直/ 木村榮一)

    ¥638

    大人のための残酷物語として書かれたといわれる中・短篇。 「孤独と死」をモチーフに、大著『族長の秋』につらなるマルケスの真価を発揮した作品集。 コロンビアのノーベル賞作家ガルシア=マルケスの異色の短篇集。“大人のための残酷な童話”として書かれたといわれる6つの短篇と中篇「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」を収める。 ・目次 大きな翼のある、ひどく年取った男 失われた時の海 この世でいちばん美しい水死人 愛の彼方の変わることなき死 幽霊船の最後の航海 奇跡の行商人、善人のブラカマン 無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語 ●G. ガルシア=マルケス 1928年、コロンビアに生まれる。ボゴタ大学中退後新聞記者となり、ヨーロッパ、ベネズエラなどでジャーナリストとして活動。そのかたわら小説を執筆し、1955年、処女短篇集『落葉』を出版。1967年発表の『百年の孤独』で世界的に評価される。1982年ノーベル文学賞受賞。主な作品に『族長の秋』『エレンディラ』などがある。 ●鼓直 1930年、韓国の馬山に生まれる。法政大学名誉教授。主な訳書に『百年の孤独』『族長の秋』『ブエノスアイレス事件』などがある。 ●木村榮一 1943年、大阪市に生まれる。神戸市外国語大学名誉教授。主な訳書に『緑の家』『遊戯の終り』『ボルヘス、オラル』などがある。 (出版元より) 発売日:1988.12.01 出版社:筑摩書房 判型:文庫判 ページ数:208

  • ガルシア=マルケス中短篇傑作選 (著 ガブリエル・ガルシア=マルケス / 訳 野谷文昭)

    ¥1,320

    「大佐に手紙は来ない」「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」など、世界文学最高峰が創りだした永遠の物語。 著者の多面的な魅力を凝縮した新訳アンソロジー。 ●ガブリエル・ガルシア=マルケス 1927年コロンビア生まれ。20世紀後半の世界文学を代表する作家。55年長篇『落葉』で作家デビュー。67年記念碑的傑作『百年の孤独』を発表し、「ラテンアメリカ文学のブーム」を主導した。2014年没。 ●野谷 文昭 1948年生まれ。東京大学名誉教授。ラテンアメリカ文学・映画研究の第一人者。訳書に、ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』、ボルヘス『七つの夜』、プイグ『蜘蛛女のキス』、ボラーニョ『2666』等。 (出版元より) 発売日:2022.7.6 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:328

  • ミルク・ブラッド・ヒート (著 ダンティール・W・モニーズ / 訳 押野 素子)

    ¥2,695

    予期せぬ悲劇によって親友を失った黒人少女に去来したものとは? フロリダを舞台に描かれた心の闇と悲痛な赦しの瞬間。 ロクサーヌ・ゲイらが激賞する黒人文学の新世代による衝撃の短篇集。 なんだか、溺れているような気分――。 彼女たちの抱えた闇は、 フロリダの湿度に熱せられ、 路上の片隅から溢れ出す。 アフリカン・アメリカン文学の新潮流 過激でダークな11篇 死に取り憑かれた少女たちの誓約(ミルク・ブラッド・ヒート)、失った胎児を幻視する母親の安息日(饗宴)、教会から追放された女子高生が挑む復讐劇(天国を失って)、父の遺灰を捨てるロード・トリップで回帰した記憶(水よりも濃いもの)……。 ミレニアル世代が描く、女性たちの深き闇と、瑞々しい赦しのとき。 新人としては異例の注目を集め、一躍アメリカ文学の最前線に立つダンティール・W・モニーズ。ブラック・フェミニズムの最先端にして、有力誌が激賞した衝撃のデビュー作。 ●ダンティール・W・モニーズ 1989年、フロリダ州ジャクソンヴィル生まれ。現在はウィスコンシン大学マディソン校アシスタント・プロフェッサー。表題作がアリス・ホフマン小説賞ほかを受賞。全米図書賞「5 Under 35」に選出。 ●押野 素子 翻訳家。ハワード大ジャーナリズム学部卒業。訳書に『フライデー・ブラック』『アフロフューチャリズム』『ミルク・ブラッド・ヒート』『MARCH』『ヒップホップ・ジェネレーション[完全版]』ほか。 (出版元より) 発売日:2023.4.27 出版社:河出書房新社 判型:四六 変形 ページ数:240

  • 割れたグラス (著 アラン・マバンク / 訳 桑田光平)

    ¥2,860

    現代アフリカ文学の最前線を紹介する、新海外文学シリーズ《アフリカ文学の愉楽》創刊! 小社の海外文学路線を切り拓いた《世界幻想文学大系》、のちのブームを決定づけた《ラテンアメリカ文学叢書》の刊行開始から約半世紀。 これまで日本で語られることの少なかった20世紀後半から現代までの芳醇なアフリカ文学の世界を本格的に紹介すべく、そして遠く離れた日本の読者が抱くアフリカへの印象をより豊かなものとすべく、《アフリカ文学の愉楽》が刊行開始! 第1回配本は、現代アフリカ文学随一のヒップスター、コンゴ共和国出身のアラン・マバンクによる代表作! コンゴ共和国の港湾都市ポワント=ノワールの下町にあるバー"ツケ払いお断り"。 バーの主人《頑固なカタツムリ》からの依頼で、《割れたグラス》はバーとその常連客たちとの日々を思いのまま1冊のノートに書き留めていくことになる。 何枚ものオムツを穿いた《パンパース男》、フランスかぶれの寝取られ《印刷屋》、誰よりも長く放尿できると豪語する《蛇口女》など、いずれ劣らぬ酔客たちの奇怪な逸話が次々とノートに綴られていく。 やがて、《割れたグラス》は自身についても書きはじめるのだが……。 作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任、また国際ブッカー賞の選考委員を務めるなど、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして活躍の場を世界的なものへと広げている、アラン・マバンクが放つ驚異の傑作がいまここに! フランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、ルノドー賞最終候補作にして、英国ガーディアン紙が選ぶ「21世紀の100冊」にも選出された、酔いどれたちのめくるめく狂想曲! ●アラン・マバンク 1966年コンゴ共和国ポワント=ノワール生まれ。首都ブラザヴィルの大学で学んだのち渡仏、法学を修める。その後は法律コンサルタントとして働く傍ら、詩人として出発する。 最初の小説『赤―青―白』(1998年)はブラック・アフリカ文学大賞を受賞し、一躍注目を集める。2005年に発表した本書『割れたグラス』ではフランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、 翌年発表の『ヤマアラシの回想』(本シリーズで刊行予定)ではフランスでもっとも権威ある文学賞のひとつルノドー賞を受賞する。以降、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして、その作品は20以上の言語に翻訳され、活躍の幅を世界的なものへと広げていく。 2006年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授としてフランス語圏文学とクリエイティヴ・ライティングを教える。2015年には 国際ブッカー賞のファイナリストに選出、さらには作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任する。2022年の国際ブッカー賞では選考委員を務める。 邦訳書に上述のコレージュ・ド・フランスでの講義録『アフリカ文学講義』(みすず書房)と自伝的作品『もうすぐ二〇歳』(晶文社)がある。 ●桑田光平 1974年広島県生まれ。東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授。専門は20世紀フランス文学・芸術。東京大学文学部で英米文学を学んだ後、同大学院でフランス文学を専攻。修士号取得後、リヨン高等師範学校、リヨン第2大学、パリ第4大学、パリ第8大学でフランス文学ならびに現代美術を学ぶ。2009年、パリ第4大学でロラン・バルトに関する博士号取得。2022年より現職。 主な著書に『ロラン・バルト 偶発事へのまなざし』(水声社)、『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(共著・立東舎)、『東京時影 1964/202X』(共編著、羽鳥書店)など。訳書にロラン・バルト『ロラン・バルト 中国旅行ノート』(筑摩書房)、バルテュス/セミール・ゼキ『芸術と脳科学の対話』(青土社)、ジェラール・マセ『つれづれ草』、パスカル・キニャール『もっとも猥雑なもの』(水声社)、ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝ロラン・バルト』、ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『われわれが見るもの、われわれを見つめるもの』(ともに共訳、水声社)など多数。 (出版元より) 発売日: 2025.4.18 出版社:国書刊行会 判型:四六変型判 ページ数:288

  • JR上野駅公園口 (著 柳美里)

    ¥660

    一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―― 東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇…… 居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。 ●柳 美里 (ユウ ミリ) 1968年生。高校中退後「東京キッドブラザース」入団。86年演劇ユニット「青春五月党」結成。93年『魚の祭』で岸田戯曲賞、97年『家族シネマ』で芥川賞、2020年『JR上野駅公園口』で全米図書賞受賞。 (出版元より) 発売日: 2017.2.7 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:184

  • 彼女の名前は (著 チョ・ナムジュ / 訳 小山内園子, すんみ)

    ¥946

    来のために、「次の人」のために立ち上がる女性たち、28の物語。 セクハラにあった女性が闘い続ける理由とは? 推し活で届けたい言葉とは? 地下2階の部屋に住む女子生徒の悩みとは? 文庫版のための著者メッセージも収録! 日韓累計165万部突破の『82年生まれ、キム・ジヨン』の次作短編集。 文庫解説=桜庭一樹、解説=成川彩 推薦文=王谷晶、伊藤詩織 (出版元より) 発売日:2025.1.9 出版社:筑摩書房 判型:文庫判 ページ数:288

  • 誰でもない (著 ファン・ジョンウン / 訳 斎藤真理子)

    ¥1,298

    恋人をなくした老婦人、閉ざされた未来を前に生き延びようとする若者……。 ハン・ガン以後最も注目される韓国作家が描き出す、現代を生きる私たちの日常という祈り。 ●ファン・ジョンウン 1976年生まれ。邦訳著書に『百の影』、『続けてみます』(以上、オ・ヨンア訳)『野蛮なアリスさん』『誰でもない』『ディディの傘』『年年歳歳』(以上、斎藤真理子訳)がある。 ●斎藤 真理子 韓国語翻訳者。著書に『韓国文学の中心にあるもの』『隣の国の人々と出会う』等。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『別れを告げない』等。 (出版元より) 発売日:2025.3.6 出版社:河出書房新社 判型:文庫判 ページ数:256

  • 台湾漫遊鉄道のふたり (著 楊双子 / 訳 三浦裕子)

    ¥2,200

    SOLD OUT

    炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。 結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。 ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。 「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。 そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」 古内一絵さん大満足 1938年、五月の台湾。 作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。 現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、 台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。 しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。 国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差――― あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。 ●楊双子 (Yang Shuang Zi) 1984年生まれ、台中市烏日育ち。本名は楊若慈、双子の姉(「楊双子」は双子の姉妹「楊若慈」と「楊若暉」の共同ペンネーム)。小説家、サブカルチャー・大衆文学研究家。本作が初邦訳の小説作品。その他の著書に『花開時節』『撈月之人』『花開少女華麗島』(未訳)や、著者原作のマンガ『綺譚花物語』(サウザンブックス)がある。現在は台湾の歴史を題材にした小説執筆に力を注いでいる。 ●三浦裕子 (ミウラユウコ) 三浦裕子 仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より、台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai-tai books」に参加。文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。訳作に林育徳『リングサイド』、ライ・ホー『シャーロック・ホームズの大追跡』など。 (出版元より) 発売日:2023.4.20 出版社:中央公論新社 判型:四六判 ページ数:300

  • ランバーロール 07 (編 ランバーロール編集部)

    ¥1,650

    おくやまゆか、森泉岳土、安永知澄の漫画家3人が主宰を務める、漫画と文学のリトルマガジン[ランバーロール]07、特集テーマは「中年」です! 漫画として、主宰3人の書き下ろし新作のほか、世界の寺田克也待望の新作(!)、近藤ようこが描く中年のシスターフッド、絵本などでも活躍の藤岡拓太郎のショートギャグ、ひうち棚の墓じまいエッセイ作品。 小説は、石田夏穂、福田節郎、ミュージシャン・ライターでもある姫乃たまの瑞々しい短篇を収録。 気鋭のデザイナー・ササキエイコのブックデザインで味わう"中年の妙"。 あなたにとって中年ってどんな存在ですか。責任編集・おくやまゆか、共感と新感覚の152ページ! 【まえがき】 ランバーロールも今号で8冊目、立ち上げから丸8年が経ち、主宰メンバーの安永知澄、森泉岳土と、私おくやまゆかの3人も揃って四十代後半。 会えば身体の不具合や親の介護の大変さなど、中年らしい話題も積極的に話されるようになりました。 身近でも、親の家や墓の行末、子の将来、パワハラの心配や、惰性で付き合ってきた人間関係の清算など、様々聞こえてきます。 と言って首を垂れるばかりでもなく、歳を重ねて得た知見あり、ようやく手に入れた自由ありで、羽根を大きく伸ばせるようになったという声も耳にします。 いずれにしても人生折り返してどのように生き、どのように仕舞っていくか、残り時間を意識するのが中年のように思います。 高齢化にともない、中年の期間もだいぶ長くなってきた昨今、軽やかに歩む人も、抗う人も、もがく人も、これからの人生を並走するよき仲間として、今号ランバーロール「中年」特集、いかがでしょう。 (出版元より) 発売日:2025.4.24 出版社:タバブックス 判型:A5判 縦210mm 横148mm 厚さ13mm ページ数:152

  • 東京百年物語1 (著・文 ロバート キャンベル, 十重田 裕一, 宗像 和重)

    ¥1,001

    明治維新から高度経済成長期までの100年間に生まれた、「東京」を舞台とする文学作品を時代順に配するアンソロジー。 社会制度、文化、世相・風俗などの変遷を浮かび上がらせ、「東京」という都市の時空間を再構成する。 第1分冊には、北村透谷、樋口一葉、川上眉山、泉鏡花、正岡子規、国木田独歩ほかの作品を収録した。 Ⅰ 江戸からトウケイへ――開化への自負ととまどい  東京銀街小誌(抄)…………… 関 謙之 Ⅱ 江戸の名残――進歩と格差のはざま  漫 罵…………… 北村透谷  浅ましの姿…………… 北田薄氷  医学修業…………… 田沢稲舟  十三夜…………… 樋口一葉  大さかずき…………… 川上眉山  夜行巡査…………… 泉 鏡花  車上所見…………… 正岡子規 Ⅲ 東京の黎明――大国化の陰影  銀座の朝…………… 岡本綺堂  琴のそら音…………… 夏目漱石  窮 死…………… 国木田独歩  浅草公園…………… 木下杢太郎  監獄署の裏…………… 永井荷風 解 説 …………… ロバート キャンベル 地図 年表 一八六八~一九〇九 (版元より) 発売日:2018.10.16 出版社:岩波書店 判型:文庫判 ページ数:332

  • 東京百年物語2 (著・文 ロバート キャンベル, 十重田 裕一, 宗像 和重)

    ¥924

    明治維新から高度経済成長期までの100年間に生まれた、「東京」を舞台とする文学作品を時代順に配するアンソロジー。 社会制度,文化,世相・風俗などの変遷を浮かび上がらせ、「東京」という都市の時空間を再構成する。 第2分冊には、谷崎潤一郎,川端康成,佐藤春夫,江戸川乱歩,堀辰雄,岡本かの子ほかの作品を収録した。 Ⅰ 東京の虚実――世界都市への野心  普請中 …………… 森鷗外  人面疽 …………… 谷崎潤一郎  両国・立秋の日・築地の渡し 並序 …………… 木下杢太郎  東京の公園 …………… 田村俊子  魔 術 …………… 芥川竜之介  小僧の神様 …………… 志賀直哉 Ⅱ 東京スナップ――モダニズムの夢  招魂祭一景 …………… 川端康成  公園小品 …………… 室生犀星  滅びたる東京 …………… 佐藤春夫  泥 濘 …………… 梶井基次郎  押絵と旅する男 …………… 江戸川乱歩 Ⅲ 東京の陰翳――発展と孤立  雨の降る品川駅 …………… 中野重治  水族館 …………… 堀 辰雄  M百貨店 …………… 伊藤 整  恐ろしい東京 …………… 夢野久作  除夜の鐘・正午 …………… 中原中也  鮨 …………… 岡本かの子 解 説(十重田裕一) 地 図 年 表 一九一〇~一九四〇 (版元より) 発売日:2018.11.16 出版社:岩波書店 判型:文庫判 ページ数:328

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