・翌月にまとめてお支払い可能
・手数料無料(口座振替の場合)
・アプリでご利用金額を確認できて安心
¥1,320 税込
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
別途送料がかかります。送料を確認する
¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
「この本を読めば、あなたの人生が変わります」
そんな甘いことばで誘い、心を惑わす、自己啓発系コンテンツ。
自分とは無縁だと思っていてもSNSやアプリを介して届けられ、いつのまにか〝自分みがき〟をさせられていたりするから、やっかいだ。
自己啓発の文化は社会にも深く浸透している。自助、教養、自己肯定感、ポジティブシンキング…。
これらの成長や改善を促す言説は、いつ、どのようにして根づいたのか?
ルーツを辿ってみると、そのタネは明治の頃に早くも蒔かれていたことが…。
経済低成長時代に入り、よりいっそうの努力や向上が求められる社会のなかで、ひとり迷子にならないために、いま知っておきたい自己啓発のひみつ。
目次
まんが
自己啓発って何だろう?
哲学者エマソンからカーネギー『人を動かす』まで。自己啓発の文化史をストーリーまんが仕立てで
作画 関根美有 原作 赤田祐一(編集部)
インタビュー
真鍋厚「自己啓発が流行りつづける背景」
アップルウォッチ、マインドフルネス、推しカルチャーなど、デジタル周辺の自己啓発文化を語る
取材・構成 鴇田義晴
インタビュー
大澤絢子「日本・修養・自己啓発」
『「修養」の日本近代 自分磨きの150年をたどる』(NHK出版)をもとに「修養」と「自己啓発」の関係について聞く
取材・構成 横戸 茂
インタビュー
斎藤直子「眼ざめよ! エマソン」
『自分を変えるということ アメリカの偉大なる哲学者エマソンからの伝言』(幻冬舎)をもとに「北米の自己啓発の起源」について聞く
取材・構成 赤田祐一(編集部)
ブックレビュー
自己啓発書まとめて読んでみた
サミュエル・スマイルズ『自助論』から、堀江貴文『多動力』まで。新旧取り交ぜた啓発書30冊を解説
選書・執筆 桜井通開
イラストレーション ぱやの
論考
自己啓発のパラドックス
自己啓発がはらむ問題性の指摘と、社会全体でどう対処していけばよいか。『思考のための文章読本』(ちくま学芸文庫)著者による提言集
文 花村太郎
イラストレーション 芳川ミコ
(版元より)
発売日:2023.3.20
出版社:エディトリアル・デパートメント
サイズ:B5変型
ページ数:176
============================
ひとつのテーマを深く掘り下げ、日常に新たな知識・視点を与えてくれるバイアニュアルマガジン”SPECTATOR”。
51号は「自己啓発のひみつ」と題し、世間一般に広く受容され、社会に深く浸透する「自己啓発コンテンツ」に焦点を当てています。
大型本屋さんの売上ランキングの棚など、高確率で自己啓発的な書籍がランキング入りしているのをよく見かけます。
(私も「人とうまく話せる方法」みたいな本を何度か手にしたことがあります)
本書はその起源の解説から、実際に自己啓発本を読んだブックレビュー(福沢諭吉まで遡って)、自己啓発カルチャーが浸透する時代背景の解説など、現代社会に生きる人々から求められる「幸福」の形について考えさせれる内容となっています。
送料・配送方法について
お支払い方法について
¥1,320 税込